かわいい×古典がコンセプト クリム=カルム舞台「ロミオとジュリエット=断罪」3月20日から池袋で上演
クリム=カルム「ロミオとジュリエット=断罪」メインビジュアル
クリム=カルムの舞台「ロミオとジュリエット=断罪」が3月20日から池袋・スタジオ空洞で上演される。
「かわいい」×「古典」をコンセプトに舞台芸術作品を創るクリエイションチーム・クリム=カルム。今回リデザインするのはシェイクスピア「ロミオとジュリエット」だ。
原作には登場しないロミオの最初の片思いの相手が最後まで登場し、親友ベンヴォーリオ・ジュリエットと運命に翻弄される四人の若者を描く。
切実で胸を焦がすような身体表現に、“大人のかわいい”をブレンドした新しい古典が愛を紡ぎ出す。
14世紀、イタリアの都市ヴェローナ。
ローマ教皇と神聖ローマ帝国皇帝との間で起こった聖職者叙任権をめぐる長い争いは、イタリア全土に火種を落とし、ヴェローナの市民を二つの派閥に分断してしまった。
ひとつは「モンタギュー家」を中心とする教皇支持派、そしてもうひとつは「キャピュレット家」を代表とした皇帝支持派。
様々な思惑が渦巻くヴェローナは異様な緊張感に包まれていた。
そして事件は起きる・・・
大人たちの争い、青年たちの恋、消えゆく命、弔いの叫びは時代に大きな変革をもたらすことになる。
騒乱の彼岸にはルネッサンスの狼煙がうっすらと見え始めていた。
甘い恋の物語…そんな印象が強い原作ですが、実は詳しくは知らないという方も多いかもしれません。ロミオが最初に恋をしているのはロザラインという劇中には登場しない人物だったり・・・。
今回はそのロザラインが最後まで登場し、ロミオ、親友のベンヴォーリオ、ジュリエットと四人が運命に左右される様を描いていきます。
赤い絨毯と電球だけのシンプルな舞台セットのなかで、真実の演技に挑戦致します。
そして時に傷つけ、傷つけられても互いに憎まず手を取り合って行ける世界を現していきたいと思っています。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
クリム=カルム 舞台「ロミオとジュリエット=断罪」
【作】西荻小虎
【原作】W・シェイクスピア
【演出】sola
【出演】能澤ゆかり(C-PULS)・長田咲紀・森本あお(劇団木霊)・高嶋友行(劇団木霊)・小沼枝里子(GAIA art entertainment、かれいどすこーぷ、めとめとひらく)・乃々雅ゆう(幻想芸術集団 Les Miroirs)・相庭奈美(ミツヤプロジェクト)・ 炬鉄刀・野中礼子・安藤裕・池田弘明
2018年3月20日(火)~3月25日(日)/池袋・スタジオ空洞
詳細は公演特設サイトで。
公式サイト
「ロミオとジュリエット=断罪」
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