【動画2分】カルメンを演じる花總まりが情熱的に劇中歌を披露! ミュージカル「ロマーレ」製作発表レポート
ミュージカル「ロマーレ」の製作発表が行われ、花總まり、松下優也らが劇中歌を披露した。
本作は19世紀に描かれたメリメ原作の「カルメン」をベースに、カルメンがロマ族として当時の社会でどのように生き抜いてきたかに注目し、小説やオペラで描かれていない部分をより強く描く。
演出・振付はTSミュージカルファンデーションの謝珠栄。
出演は宝塚歌劇団「激情-ホセとカルメン-」(1999年)でカルメンを演じた花總まりが、今作でもカルメンを演じる。
またNHKの朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」に栄輔役で出演した松下優也がホセを演じる他、伊礼彼方、KENTARO、太田基裕、福井晶一、団時朗らが出演する。
本作の製作発表が行われ、劇中に登場する2曲が披露された。【動画2分】
哀しいほどに ひたむきな愛
自由のためなら命をかけ、
死してなお、ロマとして生きる
1830年スペインのセビリア。軍の規律に忠実な衛兵のホセは、妖しい魅力をもつロマ族の女工カルメンと出会う。そして一瞬で燃え上がるような宿命の恋が始まった。ホセは誰の指示も受けず自由に生きるカルメンに身も心も溺れ、後戻り出来ない状況に陥っていく。だが、カルメンは「私って女はきっとあんたを不幸にする」と言い放つ。
カルメンの魅力に翻弄された男はホセだけではなかった。ホセの上司・スニーガ中尉、カルメンの夫・ガルシア、イギリス貴族・ローレンス ― 彼らに嫉妬したホセの愛は狂おしいまでになってゆく……。
それから約50年後、フランス人学者・ジャンはカルメンの足跡をたどるうちに、彼女を知るという老人と出会う。老人の話から浮かび上がってきたカルメンの意外な真実とは……。
死してなお多くの人の心を揺さぶる、カルメンの熱い魂が現代に語りかける。
ミュージカル「ロマーレ」製作発表 花總まり、松下優也、伊礼彼方、KENTARO、太田基裕、福井晶一、団時朗、演出の謝珠栄
本作は3月23日から東京芸術劇場プレイハウスで上演。その後、4月11日から大阪のシアター・ドラマシティでも上演される。
詳細は公式サイトで。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
この記事を書いたのは

ミュージカル「ロマーレ」~ロマを生き抜いた女 カルメン~
【演出・振付】謝 珠栄
【台本・作詞】高橋知伽江
【原作】小手伸也
【音楽監督・作曲】玉麻尚一
【作曲】斉藤恒芳
【出演】
花總まり 松下優也
伊礼彼方 KENTARO 太田基裕
福井晶一 団時朗
一洸 神谷直樹 千田真司 中塚皓平 宮垣祐也
2018年3月23日(金)~4月8日(日)/東京芸術劇場プレイハウス
2018年4月11日(水)~4月21日(土)/梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
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