2018.1.29  6

長田育恵が青年座に書き下ろし! 舞台「砂塵のニケ」3月23日から青年座劇場で上演



青年座「砂塵のニケ」出演の那須凜、増子倭文江、横堀悦夫、綱島郷太郎
青年座「砂塵のニケ」出演の那須凜、増子倭文江、横堀悦夫、綱島郷太郎
 

てがみ座の長田育恵が青年座に脚本を書き下ろした舞台「砂塵のニケ」が3月23日から青年座劇場で上演される。演出は宮田慶子。

 
2017年7月から青年座では、古川健・作『旗を高く掲げよ』、太田善也・作『真っ赤なUFO』、中津留章仁・作『断罪』を次々に上演してきた。今回は、この第4弾として、長田育恵・作『砂塵のニケ』が上演される。なお、ビルの建て替え工事のために青年座劇場はこの公演をもって劇場としての役割を終えるとのこと。

 
本作は、市井に生きる一人の女性(美術修復家)とその親たちを巡る創作戯曲。人類が本能的に、次の世代に託すもの、そして引き継ぐもの、つまり「遺伝」をテーマにした物語を創作する。

「遺伝子を残す」ことを「芸術家が作品を残す」ことになぞらえ、主人公の女性が、絵画の修復作業を通して、封印されていた過去を知ることになり、ついに自らの出自までたどり着く。なお、タイトルにある「ニケ」とは、ギリシャ神話に登場する勝利の女神のことだ。

 
ニケ像
ニケ像

STORY

ある日、美術修復家の緒川理沙は、ある絵画の修復を手掛けることになった。
それはパリの風景を描いた一枚の絵。
夭逝した天才画家加賀谷直人が遺したものだ。
修復とは、時代を遡って過去の痕跡をたどり、創作の原点を明らかにすること。
理沙は、手掛かりとなるその景色を求めてパリへと飛び立つのだった――。

一枚の絵が「過去」と「現代」を結び、「親」と「子」をつなぐ。
親が子に託すもの、親から子が受け継ぐもの、そして未来に渡すもの…。
悠久の時の流れの中、二つの世代を旅しながら、
現代に生きる一人の女性が自らの存在理由(レゾンデートル)を探る。

 
美術修復家の主人公を演じるのは劇団入団3年目の那須凜。その親の世代に、増子倭文江、横堀悦夫、綱島郷太郎を配し、山野史人、野々村のんがしっかりと脇を固める。演出は宮田慶子が手掛ける。

 
以下の動画は、今回の主演の那須凜が「私の1本」と題して、これまでの出演作の中から印象深かった作品について語ったもの。【動画2分】


Youtubeで観る

 
詳細は公式サイトで。
 

(文:エントレ編集部)

 

 

 

公演情報

青年座「砂塵のニケ」

作=長田育恵(てがみ座)
演出=宮田慶子

キャスト
緒川理沙=那須凜
緒川美沙子=増子倭文江
陣内敦夫=横堀悦夫
津村拓郎=久留飛雄己
篠田美玲=野々村のん
市來さおり=清瀬ひかり
加賀谷直人=綱島郷太郎
笹本譲治=松川真也
佐久間勉=山野史人

2018年3月23日(金)~31日(土)/東京・青年座劇場

公式サイト
青年座「砂塵のニケ」

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