2017.12.12  36

つかこうへいが岸田國士戯曲賞を受賞した「熱海殺人事件」1973年初演版が2月14日から新宿で上演



9PROJECT vol.7「熱海殺人事件」
9PROJECT vol.7「熱海殺人事件」フライヤー
 

つかこうへいが文学座に書き下ろし、岸田國士戯曲賞を受賞した「熱海殺人事件」の初演版が、発表戯曲そのままに2月14日からシアター新宿スターフィールドで上演される。

 
「熱海殺人事件」は、つかこうへいが文学座に書き下ろし、1973年に文学座アトリエにて初演。
翌1974年、つかこうへいはこの作品で第18回岸田國士戯曲賞を当時最年少で受賞し、その後の躍進のきっかけとなった。

一方、9PROJECTは、つかが主宰した北区つかこうへい劇団のメンバーによって結成された演劇ユニット。
これまでも「ストリッパー物語」「生涯」「出発」など、つかこうへい初期の作品を上演してきているが、満を辞しての代表作への挑戦となる。

これまで「熱海殺人事件」は、つかの生涯に渡って様々なバージョンが作られてきたが、9PROJECTが今回上演するのは初演版。9PROJECTは戯曲に脚色を一切しないことに強いこだわりを持っており、今作でも同様に、書き下ろしたばかりの「熱海殺人事件」を楽しんでもらいたいとのこと。

つかに師事したメンバーが、【つか演出以前】の作品をどう見せるのか?
名作の原点に触れるだけでなく、その点にも期待したい。

 
部長刑事(くわえ煙草伝兵衛)役 小川智之
部長刑事(くわえ煙草伝兵衛)役 小川智之

 

STORY

「警視総監殿、日本は今大きく病んでおります」

熱海の浜で、製紙工場の女工が殺された。
捜査を担当するのは、かつては警視庁捜査一課にその人ありと言われたくわえ煙草伝兵衛こと、木村伝兵衛部長刑事。
しかし事件は、あまりにもありきたりすぎて三面記事にもなりそうもない。

その“つまらない”事件を、新聞の一面を飾るような立派な事件にするために奮闘し始める刑事たち…。
その中で、浮かび上がってくる犯人の真の殺意とは何であったのか?

 

酒井政利(メディア・プロデューサー)

つかこうへいの言葉には、胸を突き刺すような切なさを覚える。そして、生きる養分、勇気として語りかける力がある。9PROJECTの舞台を観るたび、同じ力がそこに息づいているのを感じてならない。つかこうへいの舞台を引き継ぐ若者たちがいることを何よりもうれしく思う。

 
チケットは2018年1月6日より、公式サイト・チケットぴあ・カンフェティにて発売される。

 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

9PROJECT vol.7「熱海殺人事件」

【作】つかこうへい
【演出】渡辺和徳
【出演】小川智之・尾﨑宇内(青年団)・高野愛・仲道和樹(劇団PATHOS PACK)

2018年2月14日(水)~18日(日)/東京・シアター新宿スターフィールド

公式サイト
9PROJECT vol.7「熱海殺人事件」

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