人間の尊厳を問う重喜劇! 劇団桟敷童子「標(しるべ)」12月12日からすみだパークスタジオ倉で上演
劇団桟敷童子の舞台「標(しるべ)」が12月12日からすみだパークスタジオ倉で上演される。
劇団桟敷童子は1999年秋に結成。劇団名の「桟敷童子(さじきどうじ)」は、子供や、純真な心を持った大人にだけ見えるという「ざしきわらし」から命名したが、劇団桟敷童子では、純粋な信念で芝居をつくり「劇場を訪れる全ての人々に見え、そして全ての人々の心に存在すること」を目指している。
また、劇団員が一週間から半月ほどの時間を費やし舞台セットをつくるのも特徴的。舞台・音響・照明の三位一体となった美しさ、そしてパワー溢れる役者陣の演技には定評がある。
劇団桟敷童子「標(しるべ)」出演者宣伝写真(左:朴璐美・右:板垣桃子)撮影:森田貢造
今回上演される「標(しるべ)」の舞台は玄界灘を臨む九州海岸の港町。
戦争からの時代の転換期で、愛する者を待ち続ける家族と、帰る場所の無き兵隊達との絆を通して、人間の尊厳を問う。
こちらは本作のPR動画。稽古の様子に加えて、演出の東憲司と朴璐美のインタビューも収録されている。【動画4分】
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告知動画:吉野竜平
終戦間近の日本。玄界灘を臨む九州の小さな集落。神宿る海と謂れがあるこの場所で、つつましやかに暮らす人々。愛する者を戦争に取られ、その愛する者を待ち続ける人々。
ある台風の夜に、若い兵隊達が漂流してくる。その兵隊達は脱走兵であり、しかも上官を殺した重罪人であった。このまま岸壁に身投げしようした時、七人の女達に助けられる。女達は脱走兵達に不思議な提案をする…。
チケットはこちらから。
(文:エントレ編集部)
劇団桟敷童子「標 ~shirube~」
【作】サジキドウジ 【演出】東憲司 【美術】塵芥
【作曲】川崎貴人 【告知動画】吉野竜平
【出演】朴璐美 板垣桃子 原口健太郎 稲葉能敬 鈴木めぐみ
外山博美 川原洋子 もりちえ 新井結香 大手忍 深津紀暁
升田茂 内野友満 丹野奏恵 柴田林太郎 三村晃弘
石原由宇 平野潤也 山本亘
2017年12月12日(火)~12月25日(月)/東京・すみだパークスタジオ倉
公式サイト
劇団桟敷童子「標 ~shirube~」
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