2017.11.15

せむし男のコブの中に蠢く儚い夢と哀切/B機関『青森県のせむし男』11月22日からザムザ阿佐ヶ谷で上演



B機関・第弐回公演『青森県のせむし男』
公演フライヤー 宣伝写真・コラージュ/宮原夢画
 

舞踏家・点滅の演出による舞踏と演劇の融合で魅せる寺山修司の世界。B機関・第弐回公演『青森県のせむし男』が11月22日よりザムザ阿佐谷にて上演される。

 
B機関は舞踏家の点滅が2016年に立ち上げた演劇ユニット。旗揚げ公演『毛皮のマリー』で舞踏と演劇の融合を果たし好評を博した。

今作もドラマの主軸となる大正マツ役には前作でマリー役を務め強烈な存在感を放った葛たか喜代を配し、せむし男松吉役に劇団1980の大田怜治、女浪曲師役に新宿梁山泊の清水美帆子と、囲碁アイドルとしても活躍中の鈴木千晴の二人の新進女優がダブルキャストで挑む。

オリジナルキャストを加えた点滅のヒルコ率いる個性的な登場人物たちの繊細な肉体表現とビジュアルで人の裡のアンバランスさ、愛憎を超えた魂の情念、せむし男のコブの中に蠢く儚い夢と哀切を描く。

 
B機関・第弐回公演『青森県のせむし男』
マツ・女浪曲師・ヒルコ (写真/宮原夢画 衣装/武田久美子 ヘアメイク/石原桃子)

 

STORY

大正家の跡取り息子に手篭めにされ子を孕んだ女中マツ。世間の目を恐れた大正家ではマツを嫁として籍を入れるが、生まれてきた赤子が醜いせむしであったため大正家は赤子を闇に葬った。
それから30年後、マツが女主人となった大正家に謎のせむし男・松吉が現れる・・・。

 

点滅(B機関主宰)

日の当たる街並みを陽とするならば、個人の心の内、せむし男のコブの中のごとき地下劇場は陰。ヒルコが流れ着いた安住の地。何かが欠落していて、その欠けた部分を想像力で補う者たち。そんな輩の紡ぎ出す世界は当然マボロシで、史実として残ることはない。しかし、闇の中で怪物たちは確かに存在する。
決して表の歴史に記されることのない、ヒルコの末裔たちの祭祀、皆様に目撃していただければ幸甚に存じます。

 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

B機関 第弐回公演『青森県のせむし男』

【作】寺山修司
【演出】点滅
【出演】葛たか喜代 大田怜治 清水美帆子★(ダブルキャスト) 鈴木千晴◆(ダブルキャスト)
かの子 寺門祐介 地曳宏之 高田那由太 辻真梨乃 樋浦瞳
山羽真実子 ムダイ 渡部みか 高橋芙実 北澤香 点滅

2017年11月22日(水)~26日(日)/ザムザ阿佐谷

公式サイト
B機関 第弐回公演『青森県のせむし男』

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