ウィングカップ7 優秀賞を獲得した「べろべろガンキュウ女」が6月23日から赤羽・十色庵で初の東京公演
関西で活動する若手劇団「べろべろガンキュウ女」が6月23日から赤羽・十色庵で初めての東京公演を行う。
べろべろガンキュウ女は、小山雄太が主宰を務める関西の若手劇団。静か系エログロナンセンスという独自のジャンルと、異常なほどの公演ペースで関西で話題となっている劇団。2016年に開催されたウィングフィールド主催「ウィングカップ」で、舞台「今のところ、べろべろガンキュウ女。」を上演し優秀賞を受賞した。
今回上演するのは、劇団の旗揚げ作品である「構想3ヶ月少女」を大きくリメイクした再演『構想3ヶ月少女#2017』と、東京の俳優とつくる新作『ぼっくす』の2本立て。
『構想3ヶ月少女#2017』
東京に憧れた少女は東京で殺される。
こんなはずじゃなかったのに、そうつぶやいても、イイねって言って欲しくてつぶやくんじゃ無いんだよ。マカロンを上と下で分けた。意味がないなぁ。でも楽しいなぁ。
構想三ヶ月くらいの私は何年経っても同じで。少女はまた。妄想し、競争し、暴走する。
『ぼっくす』
カラオケの十八番はアジカンのリライトです。消してーっていう歌詞が来たら示しを合わせて部屋の電気を消してもらいます。そこで、キス。これが鉄板。でも暗闇でキスしたって相手の顔なんて見えてないし。でも明るいところですると、なんだか嫌なところまで見えてしまいそうで結局目を瞑る。バイトをするために生きてるわけじゃないけど、バイトしなきゃ生きてけねぇし。なんで今自分が、人の食べ残したポテトフライを片付けてるのかわかんないけど。あと2時間で家に帰れるんだ。あと、もし、気が向いたら、もし、財布に13000円入ってたら。今から新幹線乗って会いに行けるかな。もう遅いか。つか、
深夜じゃ走ってねぇじゃん。
(文:エントレ編集部)
べろべろガンキュウ女「ぼっくす/構想3ヶ月少女#2017」
【作・演出】小山雄太
【構想3ヶ月少女#2017・出演】あだちせり
【ぼっくす・出演】 安藤悠馬 津嘉山珠英(冗談だからね。/半醒半睡) 松尾美羽(冗談だからね。) 安保泰我(冗談だからね。)※金土のみ Yumi(カマトト/半醒半睡) 土橋美月 加糖熱量(裃-這々) 久保磨介 坂本まどか 渡邉素弘 新開知真
2017年6月23日(金)~25日(日)/赤羽・十色庵
公式サイト
べろべろガンキュウ女
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