2017.4.20

「日本の劇」戯曲賞2010最優秀賞 受賞作『オトカ』が11月にせんがわ劇場で再演



ピタパタ第7回公演『オトカ』
『オトカ』出演者
 

劇作家・演出家の今井一隆が主宰するピタパタが「日本の劇」戯曲賞2010最優秀賞『オトカ』を再演する。2017年11月9日から12日まで、調布市せんがわ劇場にて。

 
ピタパタは、劇作家・演出家の今井一隆が、おもに自作戯曲の上演を目的に設立した演劇ユニット。
主宰の今井は第25回名古屋文化振興賞佳作、第26回文化庁舞台芸術創作奨励賞特別賞ほか多くの戯曲賞を受賞。
「日本の劇」戯曲賞2010最優秀賞を受賞した作品が今回再演される『オトカ』だ。

『オトカ』の初演は2011年、「新進芸術家育成公演事業等」として、文化庁主催、日本劇団協議会の製作、MONOの土田英生の演出により、恵比寿・エコー劇場にて行われた。
約6年ぶりに、戯曲の作者自身の演出で再演される。

 

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STORY

北関東のとある小さな町。
ガラス屋に婿養子に入った兄のもとへ、弟が金の無心に訪れる。弟は過去に法事の金を使い込んだことがあり、そのことを兄に蒸し返されると、用事を言い出せぬまま帰って行く。
そしてそのまま行方知れずになった。
弟が父から継いだ工場が倒産し、兄弟の実家は人手に渡ろうとしていた。 

 

今井一隆(主宰)

6年ぶりの再演である。
初演は2011年3月。ちょうど東日本大震災で上演中止が危ぶまれた。
地震のあったとき、私は家にいた。寝室の薄型CDラックが倒れないように両手で壁に押しつけつつ、このまま家が倒壊したら住宅ローンの残りはどうなるのだろうと考えていた。
死の恐怖というより生の恐怖。

初演のパンフレットに私は次のように書いている。
『不惑を過ぎてなお迷い続けている。興味の対象も日々移ろいゆく。それでも書きたい気持ちの枯れぬ限りは、書き続けていきたいと思う。さて、次は何を書いたら、よかんべか?』
それから自身の演出で6本の芝居をピタパタで上演した。
そのうち3本が私のオリジナル戯曲、2本が脚色、1本が他の作家の書き下ろしである。
6年でぐるっと一周したような気がする。
先のことはまるでわからないが、とにかく2周目に入る。

ピタパタ第7回公演『オトカ』
ピタパタ第7回公演『オトカ』チラシ

 
 
詳細は公式サイトで。

 

(文:エントレ編集部)

公演情報

オトカ

ピタパタ第7回公演『オトカ』
【作・演出】今井一隆
【出演】歌野美奈子、小川由樹枝、尾山道郎、神門駿兵、佐藤詩音、田辺誠二、中井亮、船場未生

2017年11月9日(木)~12日(日)/東京・調布市せんがわ劇場

公式サイト
ピタパタ


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