2017.3.17

永遠の希望をもった死者への羨望と忘却/チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」が6月に上演


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チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』舞台写真 撮影:清水ミサコ
チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』舞台写真 撮影:清水ミサコ
 

チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」が6月16日(金)よりシアタートラムで上演される。

 
常に言葉と身体の関係を軸に新たな表現を探求してきたチェルフィッチュの最新作「部屋に流れる時間の旅」が6月16日(金)からシアタートラムで上演される。

作・演出は岡田利規。音・舞台美術は久門剛史が担当。
今年3月に京都で初演を迎えたのち、世界 16 都市を巡ってきた本作が東京にやってくる。

岡田利規からのコメントはこちら。

 

岡田利規

震災と原発事故が起こった直後の数日間に、わたしに押しよせてきた感情のなかには、悲しみ・不安・恐怖だけでなく、希望も混じっていた。これだけの未曾有の出来事が起こってしまったことは、そうでなければ踏み出すことの難しい変化を実現させるためのとば口に、わたしたちの社会を立たせてくれたということになりはしないだろうか。そう思ったのだ。あのときは。
未来への希望を抱えた状態で死を迎えた幽霊と、生者との関係を描こうと思った。死者の生はすでに円環を閉じ、安定している。生き続けているわたしたちはそれを羨望する。わたしたちは苦しめられ、そこから逃げたくなって、忘却をこころがける。

 
なお、6月17日(土)18:00公演のポスト・パフォーマンス・トークは、森美術館アソシエイト・キュレーター 徳山拓一、本作で音・舞台美術を担当する美術家・久門剛史、作・演出の岡田利規の3名で行われるとのこと。

 
3月25日からプリコグ・世田谷パブリックシアターチケットセンターにて先行発売。
一般発売は4月1日から。

 

(文:エントレ編集部)

公演情報

チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」

作・演出:岡田利規
音・舞台美術:久門剛史
出演:青柳いづみ、安藤真理、吉田庸

2017年6月16日(金)~ 25日(日)/シアタートラム

チェルフィッチュ 公式サイト

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