2017.3.9

清水邦夫×中屋敷法仁リーディングドラマ「ぼくらが非情の大河をくだる時」が3月16日から本多劇場で上演


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「ぼくらが非情の大河をくだる時—新宿薔薇戦争—」メインビジュアル
「ぼくらが非情の大河をくだる時—新宿薔薇戦争—」メインビジュアル
 

中屋敷法仁が演出を務めるリーディングドラマ「ぼくらが非情の大河をくだる時-新宿薔薇戦争-」が3月16日(木)から本多劇場で上演される。

 
1972年に岸田戯曲賞を受賞した清水邦夫の「ぼくらが非情の大河をくだる時」が、中屋敷法仁の演出によってリーディングドラマとして上演される。

STORY

舞台は都内の公衆便所。
そこは深夜、男が男を求めて集まる、なまめかしい無法地帯。
正体不明の詩人がどこからともなく現れ、便所の壁や柱を愛撫し始める。

「満開の桜の木の下には一ぱいの死体が埋っている。深夜の公衆便所の下にも一ぱいの死体が埋まっている…」

詩人はそんな妄想を信じて壁や柱を愛おしそうに愛撫する。
そこに詩人が入るために作られた、白木の棺桶を担いだ男が2人。
詩人の父と兄である。

奇行を繰り返す息子を追って、夜な夜な棺桶を担いで走り回ることに、心底疲れ果てた、父。
幻想の中にいる「強くたくましいおにいちゃん」でいるために、弟の混沌に寄り添い続けている、兄。

「にいさん、ぼくは気狂いじゃない。にいさん、ぼくを見捨てないで。にいさん……!」

詩人の叫びは、白昼夢のような真実を浮かび上がらせ、その幻想はやがて非情な現実となってゆく……

 
神永圭佑が主演する(A チーム)と多和田秀弥が主演する(B チーム)の2バージョンがラインナップされており、日程によって違った味わいの舞台になるだろう。

神永圭佑と、多和田秀弥からのコメントはこちら。

 

「詩人」役(A チーム)神永圭佑コメント
中屋敷さんとはいつかご一緒したい、と思っていたんですが、まさか今このタイミングで、この作品で、ご一緒することになるとは、驚きました(笑)。戯曲を読んで「これは掘り下げていったらすごいものが生まれるんじゃないか?」 という気持ちも湧き上がりました。たわちゃん(多和田)とダブルキャストもすごく楽しみ。
まっすぐな多和田秀弥という人間がこの「詩人」 をどう演じるのか、気になりつつも、あまり意識しないで自分なりの「詩人」を演じたいですね。

「詩人」は、正気を失って、ありえない妄想を抱いている人ですが、僕から見ると純粋で、儚い人です。見どころは、朗読劇で「ト書き」の役があるところ。男4人で繰り広げるドロドロした物語ですので、2チームを比べて観るのも良いと思います。永島敬三さんや唐橋充さんといった先輩俳優に若手がどう向かっていくのか、熱量勝負。それぞれのチームでお客さんを圧倒したいです!

 
「詩人」役(B チーム)多和田秀弥コメント
この作品の出演が決まった時は、同じ 1972 年に岸田國士戯曲賞を受賞した『熱海殺人事件』への出演も決まっており、不思議な縁とともに、再びこの時代の作品に立ち向かうプレッシャーも感じました。

実際に戯曲を読んで、こんなに言葉にしづらい感情が自分にあるんだな、と驚きつつ、演出の中屋敷さんがこの作品を「どうしてもやりたい」と仰った気持ちもわかったような気がしました。W キャストで主演を務めるかみちゃん(神永)と僕とは、奥底にあるものは実はすごく似ているように感じているのですが、表に出る色がまったくちがうので、正反対な2チームになりそうで楽しみです。

この作品に触れることで「今」を生きる若者である僕らにしか感じられないことが必ずあると思う。それを劇場で皆さんと一緒に体感することで、見たこともないエネルギーが生まれる、そんな力を持っている作品だと思います。

僕自身は、舞台上で人間の奥底に潜む感情をここまで生々しくさらけ出す役柄は初めて。知らない自分に出会える予感にワクワクしています。

 

詳細は公式サイトで。

 

(文:エントレ編集部)

公演情報

中屋敷法仁リーディングドラマ「ぼくらが非情の大河をくだる時-新宿薔薇戦争-」

作:清水邦夫
演出:中屋敷法仁

出演:
A=神永圭佑、古谷大和、永島敬三、高橋里恩
B=多和田秀弥、安里勇哉(TOKYO 流星群)、唐橋充、田中穂先

2017 年 3 月 16 日(木)~20 日(月・祝)
3/16(木)19:00 A
3/17(金)19:00 B
3/18(土)14:00 A/18:00 A
3/19(日)14:00 B/18:00 B
3/20(月・祝)13:00 A/17:00 B

中屋敷法仁リーディングドラマ「ぼくらが非情の大河をくだる時-新宿薔薇戦争-」 公式サイト
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