2017.3.7

突劇金魚2年ぶりの新作「僕のヘビ母さん」が4月から上演/東大阪の民家を改装した濃密空間に


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突劇金魚「僕のヘビ母さん」
突劇金魚「僕のヘビ母さん」チラシオモテ面(イラスト:サリngROCK)
 

突劇金魚の2年ぶりの本公演「僕のヘビ母さん」が東大阪にある民家で4月1日から上演される。

 
突劇金魚は大阪を拠点に活動。主宰で作家・演出家のサリngROCKが関西弁で描き出す独特な世界観の舞台が魅力の劇団だ。

2年間本公演を行って来なかったが、今回はサリngROCKの生まれ育った東大阪市の民家の2階を改装して新作「僕のヘビ母さん」を上演する。

1回の公演につき観客20名程度の濃密な空間。突劇金魚の俳優を初め、先日OMS戯曲賞大賞を受賞した福谷圭祐(匿名劇壇)や、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続ける劇団壱劇屋の西分綾香、関西在住ながら岩松了「シブヤから遠く離れて」に抜擢されて出演した高橋映美子などが出演する。

こちらは突劇金魚の過去作品をまとめたPV映像。【動画3分】

 

STORY

「あら、おかえり」

味噌汁を混ぜていたのは、蛇だった。

緑色のウロコ、黄色い眼。
口の真ん中からチョロっと飛び出す青黒い舌。

その舌の先は二つに分かれてる、そんな蛇が、味噌汁をよそった茶碗を僕に差し出した。

一週間前。

母さんがいなくなって、こいつが現れた。

こいつは、母さんと同じ味のご飯を作って、母さんの布団で眠って、母さんの好きなキャンディーズを歌う。

僕は、母さんのことを一番わかってる。
だから僕には、わかる。

母さん、早く言ってくれればよかったのに。
母さんがほんとは蛇やったってこと。

「今日は、なんの味噌汁?」

僕は笑いながらちゃぶ台の前に座る。

「今日は、わかめ」

青黒い舌をチロチロさせながら、母さんは、味噌汁の器とサンマの皿、それに白いご飯を僕の前だけに置く。

それから、棚の上に仕掛けた罠にひっかかっていたネズミを掴んで、僕の向かいに座る。

「いただきまーす」

家族の食卓が始まる。

母さんは、黒いネズミにかぶりつく。

突劇金魚2年ぶりの新作長編公演はWキャストで2週間の21ステージのロングラン公演!

 
山田まさゆき(突劇金魚)
山田まさゆき(突劇金魚)

 

久々の新作にも合わせて、近年の作品の戯曲や動画を期間限定で無料公開や、絶版になっていた戯曲『愛情マニア』を再編集して販売も行う。
詳細は公式サイトで。

(文:エントレ編集部)

公演情報

僕のヘビ母さん

【日程】
4月1日(土)14:30/19:30
4月2日(日)14:30/19:30
4月3日(月)休演日
4月4日(火)14:30/19:30
4月5日(水)14:30/19:30
4月6日(木)休演日
4月7日(金)14:30
4月8日(土)14:30/19:30
4月9日(日)14:30/19:30
4月10日(月)休演日
4月11日(火)14:30/19:30
4月12日(水)14:30/19:30
4月13日(木)休演日
4月14日(金)14:30/19:30
4月15日(土)休演日
4月16日(日)14:30/19:30

【会場】
突劇金魚アトリエ

【料金】
予約・前売:2500円
当日:3000円

【注意】
未就学児童入場不可
会場へは靴を脱いで階段を上がります

公式サイト
僕のヘビ母さん

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