2017.2.13

黒木華が「悪女の色気」で魅せる! 舞台「お勢登場」がシアタートラムで開幕


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舞台「お勢登場」舞台写真 撮影:細野晋司
世田谷パブリックシアター『お勢登場』
撮影:細野晋司

 

原作 江戸川乱歩、作・演出 倉持裕の舞台「お勢登場」が2月10日からシアタートラムで開幕した。主演は黒木華。

 
本作「お勢登場」は、江戸川乱歩の多数の作品群の中から倉持裕が8本の短編小説を厳選、複雑な手法で編み上げ、一本の演劇作品として再構成したもの。

モチーフとなった小説は<本格推理もの>の『二銭銅貨』『二癈人』『D坂の殺人事件』、<怪奇・幻想もの>の『お勢登場』『押絵と旅する男』『木馬は廻る』『赤い部屋』『一人二役』。

それぞれの短編作品の世界がパラレルワールドのように展開されながら、ミステリアスな女・お勢を軸に、次第に絡まり合っていく・・・。

明智小五郎のライバルに仕立てようと江戸川乱歩が構想していたのを受け、倉持が膨らませたダークヒロイン・『お勢』を演じるのは黒木華。片桐はいり、梶原善など黒木以外の俳優は一人で複数の役を演じ、乱歩の描く人間の不可思議な多面性を浮かび上がらせる。

 
本作が2月10日からシアタートラムで初日を迎え、作・演出の倉持裕、出演の黒木華、片桐はいり、梶原善から以下のコメントが到着した。

  

倉持 裕(作・演出)

『お勢登場』は、自分の得意技である構成力を発揮できた作品だと思っています。意外と「怖い」と仰ってくださるお客様も多く、またコメディの部分も笑っていただけたので、シリアスとコメディが良いバランスになっているのではないでしょうか。
俳優は皆さん、良いです。黒木華さんはお勢という悪女の色気を出して、芝居を引っ張っています。また片桐はいりさん、寺十吾さん、千葉雅子さん、そして梶原善さんというベテラン勢が、シリアスとコメディの色分けをコントロールしながら物語の大枠を築いていて、そんな中で水田航生くん、川口覚くん、粕谷吉洋くんは、軽さとスピード感を与えてくれています。明日以降、更に面白い芝居になると思います。

 
黒木 華(お勢)

お客様の前で上演して反応をいただくことで改めて「お勢は物語の中でこのようにつながって、変化していくんだな」と実感することができました。お勢は魅力的な女性で、彼女が登場するオープニングも演出がとても格好良いので、私もそれに合わせて見得を切っています。見てくださる方が思わずドキッとするような不思議な魅力をまとえるよう、お勢の悪い部分、可愛らしい部分などをこれから更に膨らませて、作品の芯としてのお勢の存在を大きくできたらと思っています。

 
片桐はいり(井原/刑事1/瀬川須磨/母(兄弟の母) ほか)

最初に戯曲を読んだときは、どうやってこれを上演するんだろうと思ったのですが、こんなに大変なことだったんだと今日改めて感じました。やり残したことや、新たな問題が沢山見えてきましたので、これから考えないといけません。人間がそれぞれ自分の裏側で隠していること、その多面性をお芝居の中で浮かび上がらせるようにできたらと思っています。まだまだやれるはずです。

 
梶原 善(村上/按摩/瀬川昭夫)

こんなに登・退場の多い大変なお芝居は珍しく、初日をご覧になったお客様にも“生”な感じを味わっていただけたのではないでしょうか。明日からはもっと“スムージー”に、芝居のドキドキ感をより高めていけたらと思います。この作品は、おかしみのある普通の人間たちが、お勢という記号に嵌って突き進んでいくというところに面白みがあると感じています。その倉持くんの戯曲の素晴らしさをお芝居でも十二分に発揮していますので、これから見に来てくださる方はどうぞお楽しみに。


 
 
本作は2月26日(月)までシアタートラムで上演される。
詳細は公式サイトで。

(文:エントレ編集部)

公演情報

舞台「お勢登場」

【原作】 江戸川乱歩
【作・演出】 倉持裕

【出演】
黒木華 片桐はいり 水田航生 川口覚
粕谷吉洋 千葉雅子 寺十吾 梶原善

2017年2月10日(金)―26日(日)/東京・シアタートラム

舞台「お勢登場」 公式サイト
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