2017.1.30

宮沢りえ×吉田大八 映画「紙の月」のタッグが次は舞台「クヒオ大佐の妻」に挑む!



舞台「クヒオ大佐の妻」
舞台「クヒオ大佐の妻」メインビジュアル
 

映画監督の吉田大八が作・演出を務める舞台「クヒオ大佐の妻」が5月19日から東京芸術劇場シアターウエストで上演される。主演は宮沢りえ。

 
映画監督・吉田大八は、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(2007)「桐島、部活やめるってよ」(2012)「紙の月」(2014)などで知られるが、2013 年の『ぬるい毒』に続き、二度目の舞台作品に挑む。

前回の『ぬるい毒』は本谷有希子の小説を原作としたものだったが、今回の「クヒオ大佐の妻」は書き下ろしとなる。

吉田大八は2009年に堺雅人主演の映画「クヒオ大佐」を監督しているが、その主人公「クヒオ大佐」に、実は妻がいるらしいと知り、彼女についての映画をいつか撮りたいと思っていたとのこと。

 
そして、今回の「妻」役は映画「紙の月」で吉田が一緒に仕事をした宮沢りえが演じることが発表された。

本作へ挑む2人のコメントがこちら。

 

吉田大八

一度は映画で決着つけたはずでした。しかし心の底にくすぶり続けた思いは消えず、こうして8年後、再びクヒオ大佐とあいまみえることになりました。おそらく皆さんは「なぜ、また?」とお思いでしょう。だから僕自身も、この作品を通じてその「なぜ、また?」の答えを探していこうと思います。
同じくクヒオに魅せられた宮沢さんが、映画では描かなかった“妻”という位置からクヒオを照らしだす、その瞬間を想像して今から勝手に感極まっています。まあどう転んでも見ものなのは間違いないです。

 
宮沢りえ

映画「紙の月」でご一緒した吉田大八監督と今度は演劇を作ることになりました。信頼できる、大好きな演出家の方とまたお仕事ができることは嬉しいですし、クヒオという人の妻を演じることには興奮ととまどいを感じ、いろいろな気持ちの振り子が揺れているところです。
特に今回は密度の高い劇場空間の中ですから、役者さんたちだけで生まれるものではなく、お客様とも一緒に何かを生み出せるはずだと思うと今から楽しみです。
どうぞ、みなさんもぜひ私たちの共犯者になってください!

 

STORY

築45年のとあるアパートの一室で、一日中ミシンを踏む女(宮沢りえ)。仕立て直し、丈直し、縫い物など、若いころに身につけた洋裁の腕を頼りにし、生活を成り立たせている。その部屋に荷物を定期的に届ける、宅配便屋の男(岩井秀人)。彼は本当は作家志望で、処女作のための取材活動をするうち、女の夫が“クヒオ大佐”だという噂を耳にしていた。

この近所でツケを踏み倒しまくり、そのたびに綺麗な奥さんがあちこちの店を謝ってまわっている、と。だが、女が語るクヒオは結婚詐欺師ではなく、あくまでもアメリカ空軍のジェット機を操縦するパイロットでアフガン、イラク、ソマリア、ハイチで戦い続けているために忙しくてなかなか帰宅ができないのだという。

もはや既に狂気にとらわれてしまっているのか、はたまた単に嘘をついているだけなのか……?

女の話を聞いているうちに、作家志望の男の言動も徐々に変化していく。そこへさらに、新たな訪問者が現れる。かつてクヒオに騙されてすべてを捧げた女。また別の、そういう女の父親。クヒオの部下だったという男。彼らは彼らなりの理由で、その狭いアパートの一室を訪れ、クヒオ大佐の妻である女に挑みかかる。

そんな中、妻がひたすらクヒオを信じて待つ気持ちが爆発的に化学反応を起こし、その部屋はさまざまな奇蹟で満ちていく……。

 
 
出演は宮沢りえのほか、岩井秀人、川面千晶 、水澤紳吾。

映画「クヒオ大佐」を見返してから観に行ってみたい。

チケットはVAC(Village Audience Club)で明日1月31日(火)昼12:00から先行発売。
一般発売は3月25日(土)午前10時から。

(文:エントレ編集部)

公演情報

舞台「クヒオ大佐の妻」

【作・演出】 吉田大八
【出演】 宮沢りえ 岩井秀人 川面千晶 水澤紳吾
【会場】 東京芸術劇場シアターウエスト
【公演日程】 2017 年 5 月 19 日(金)~6 月 11 日(日)

舞台「クヒオ大佐の妻」 公式サイト
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