2017.1.24  4

山谷典子×藤井ごう Ring-Bong「逢坂~めぐりのめあて~」が2月1日からシアター711で上演


劇団BDPアカデミー公演 ミュージカル「彼女たち」

Ring-Bong「逢坂~めぐりのめあて~」
Ring-Bong「逢坂~めぐりのめあて~」
 

文学座の俳優・山谷典子のユニットRing-Bongの舞台「逢坂~めぐりのめあて~」が2月1日から下北沢 シアター711で上演される。

 
Ring-Bongは山谷典子が「忘れてはならない日本が持つ歴史、私たちの中にある今も続く問題を改めて考えてみよう」という思いから、2011年に立ち上げた演劇ユニット。

2012年に韓国で『櫻の木の上 櫻の木の下』を上演。また、2012年に上演された『名も知らぬ遠き島より』も好評を博し、2014年に加藤健一事務所が上演した。
さらに、山谷典子は2016年には東京芸術座へ「KYOKAI~心の38度線~」を書き下ろし、今年、2017年には俳優座への書き下ろしが控えているなど、俳優でありながら劇作家としても注目されている。

 
そして今回、下北沢で「逢坂~めぐりのめあて~」が上演される。
演出は千田是也賞を受賞したばかりの藤井ごうが手掛ける。

 

STORY

共に、同じ坂を上って通学していた幼馴染3人。
一人はプロ野球、日本レンジャーズ選手。一人は女教師。一人は大手新聞、日本新聞社主の右腕に。
太平洋戦争、敗戦、第五福竜丸事件、核廃絶を訴える署名活動の盛り上がり、原子力平和利用キャンペーン…。時代の流れに翻弄される三人の運命の鍵を握るのは、日本新聞社主であり、日本レンジャーズのオーナでもある松田勝太郎。
戦争をめぐり、一人は命を絶ち、核をめぐり二人は対立していく…。
大きな時代の流れ。その流れを作るのは何か。その流れに棹を指すのは何か…。
(人物、組織など名称は戯曲の中では仮名とします)

 

山谷典子

今年度は、宮沢賢治の生誕120年に当たります。
この公演のタイトル「逢坂~めぐりのめあて~」は、宮沢賢治の「星めぐりの歌」からつけました。
賢治が言っていた「われわれに必要な科学」とは、何か。
星めぐりでたどりつくのは、なぜ「小熊の額の上」なのか。

第五福竜丸事件は、「核と人との関係」について改めて考えさせられた事件だったと思います。
同時期に、正力松太郎氏が中心となり展開された「原子力平和利用キャンペーン」があり、事件の翌年、日比谷公会堂で催された「原子力平和利用大講演会」には大勢の人々が詰めかけました。この極端な世論の移り変わりには、「メディアによる世論誘導」が大きく影響していたと感じ、この時代を描くことで、「現代の世論」を見つめなおすきっかけになれば…と考えています。
「小熊の額の上」と賢治が書いたのは北極星。北極星は、荒れた海で船乗りたちが道しるべとした星です。
私達が生きていくための、道しるべの星とは一体何なのだろうか…。

物語は、小さな家庭の視点をベースに進めていきます。小さな疑問。ささいな違和感。
それらを流さずに見つめることが、私達の暮らしを守ることに繋がるのではないか…。そんなことを、演劇というツールで、お客様と共有できればと思っています。

 
詳細は公式サイトで。

  

(文:エントレ編集部)

公演情報

Ring-Bong 『逢坂~めぐりのめあて~』

[作]山谷典子  [演出]藤井ごう

[出演]坂口芳貞 辻輝猛 亀田佳明 長谷川敦央
もたい陽子 大井川皐月 加藤祐未 山谷典子

2017年2月1日(水)~12日(日)/下北沢シアター711

Ring-Bong 『逢坂~めぐりのめあて~』 公式サイト

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