2016.11.22

坂本昌行×野々すみ花 主演舞台「君が人生の時」が2017年6月に新国立劇場で上演


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舞台「君が人生の時」 左から野々すみ花、演出の宮田慶子
舞台「君が人生の時」 左から野々すみ花、演出の宮田慶子
 

坂本昌行、野々すみ花が主演を務める舞台「君が人生の時」が2017年6月に新国立劇場で上演される。

 
本公演は新国立劇場が「日本の演劇がどのように西洋演劇と出会い進化してきたか」をテーマにした企画の第11弾。

1939年ニューヨークにて初演され、ニューヨーク劇評家賞とピュリッツァー賞を受賞(本人は辞退)した、ウィリアム・サローヤンの「君が人生の時」を2017年6月~7月に上演する。

演出には新国立劇場の演劇芸術監督を務める宮田慶子、翻訳は『星ノ数ホド』の翻訳で、小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞した浦辺千鶴が手掛ける。

出演はV6の坂本昌行、元宝塚歌劇団・宙組トップ娘役の野々すみ花に加え、丸山智己、橋本淳、木場勝己などが出演する。

 

STORY

舞台はサンフランシスコの波止場の外れにある、安っぽいショーを見せるニックが経営する場末の酒場。そこには様々な事情を抱えた客がやって来ては去っていく。ピアノの名手、ダンサー、港湾労働者、哲学者、警察官、娼婦……。誰もがそれぞれの想いを抱えながら酒を飲み、本音をポツリと語り、時の流れに身を委ねる。
若く美しい放浪者のジョオは、いつからかこの店にやって来て毎日朝から晩までシャンパンを飲んで過ごす不思議な男だった。この店で出会いジョオの弟分となったトムは、客の一人、自称女優の魅惑的な女性キティに恋しているが思いを打ち明けられずにいた。

 

宮田慶子(演出)

サローヤンの『君が人生の時』を初めて読んだのは、20代後半だったと思う。正直に白状すると、そのときは「何も理解できなかった」というのが事実だ。無理も無い。この戯曲は、人生の機微も陰影もわからない若造なんかには、とても理解できない「ホン」なのだ。
以来、折りにふれ、ときどきページを開きながら、歳を重ねるうちに、だんだんと「気になるホン」になっていった。そしてついに「やりたいホン」になり、そして、自分で手がける幸運な機会に巡り会えた。身の引締まる想いだ。
1930年代の大不況から、次第に第2次世界大戦への重苦しい気配が色濃くなる中、アメリカ演劇界を席巻していた社会劇や政治思想の強い作品に背を向けるように、1939年にサローヤンの『君が人生の時』は生み出された。(ちなみに、ソーントン・ワイルダーの『わが町』は前年の1938年の発表である。)
主人公ジョオを巡る、行き交い出入りする人々とのさりげないドラマが積み重なりながら、「時」に包まれた世界が組み上がる。人間をいとおしみ、生きる喜びをつむぐことによって、不幸な時代への警鐘を鳴らす作者の想いは、知性と誇りを切実に求めている。
音楽やダンスも絡みながら、世界の縮図のような「美しい」時間が作れたら・・と思う。

 
坂本昌行(出演)

初めて台本に目を通した時は、理解出来ない自分がいました。では、今はもう理解してるかと問われると困ってしまうのですが。それだけ登場人物たちの微妙な心の揺れや葛藤など、繊細なお芝居が要求される作品だと感じました。心強い役者の皆さんそして演出家の宮田慶子さんと一緒に、また新たな「君が人生の時」をお客様にお届け出来たらと思います。

 
チケットの一般発売は2017年3月19日(日)10:00から。

詳細は公式サイトで。

(文:エントレ編集部)

公演情報

新国立劇場 2016/2017シーズン演劇公演
『君が人生の時』

作:ウィリアム・サローヤン
翻訳:浦辺千鶴
演出:宮田慶子

出演:
坂本昌行 野々すみ花
丸山智己 橋本 淳 下総源太朗 沢田冬樹 中山祐一朗 石橋徹郎 枝元 萌
瀬戸さおり 渋谷はるか RON×Ⅱ かみむら周平 林田航平 野坂 弘 二木咲子
永澤 洋 寺内淳志 坂川慶成 永田 涼
一柳みる 篠塚 勝 原 金太郎 木場勝己

2017年6月13日(火)~7月2日(日)/東京・新国立劇場 中劇場

舞台「君が人生の時」 公式サイト
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