2016.10.21  12

舞台上で起こる“真実”を見せる/舞台「高き彼物」がまもなくSPACで上演


劇団BDPアカデミー公演 ミュージカル「彼女たち」

SPAC「高き彼物」
(C)SPAC, photo by NAKAO Eiji
 

演技派俳優・古舘寛治が演出を手掛ける舞台「高き彼物」が11月3日(木・祝)からSPAC-静岡県舞台芸術センターで上演される。

本作は静岡県川根町を舞台にした、笑い・涙・驚きの全てが詰まったマキノノゾミ珠玉の名作。リアルな演劇とは何かを問い続けてきた俳優・古舘寛治が演出を手掛ける。

 

舞台上で起こる“真実”を見せる

古舘が目指すのは、「フィクションの中に本当に生きている人間がいる」舞台。日常を自然に演じるにとどまらない、セリフや動作に至る心の動きを見つめ、それを正確に再現していくリアルな演技が、観客にとって今まさにそこで起きている「真実(トゥルース)」となり、フィクションであってフィクションでない、生の人間同士が織りなすドラマを創り出す。

また、具象的な演劇を志向する古舘に対し、美術デザインは、抽象性の高い舞台空間演出で知られる宮沢章夫が担う。生活感あふれるお茶の間で展開する「リアル」な芝居を取り囲むのは、構造美を見せる骨組みだけの家屋と抽象的な丸木の木立。抽象空間の中でこそ浮き彫りになる、人間の本質やその揺らぎも、舞台の大きな見どころとなる。
 

 

STORY

1978年夏、SLの汽笛が聞こえる静岡県川根町の雑貨屋。友人をバイク事故でなくして失意に沈む高校生・藤井秀一に対し、元高校教師の猪原正義は、時に熱く、時におおらかに、その心の傷を癒やそうとする。しかし、より良く生きたいと願う正義にも、人には言えない秘密があった……。

 

平田オリザ(劇作家・演出家・青年団主宰)

青年団でもっとも暑苦しい男、古舘寛治がSPACで演出をするという。
暑苦しさを粘り強さにかえて、丁寧な舞台づくりを期待したい。
ガンバレ、フルタチ。

 
宮沢章夫、小栗旬、深田晃司をそれぞれゲストに招いたアーティストトークや、バックステージツアーなどの関連企画も予定。
同時期に近隣で開催されるイベント「大道芸ワールドカップin静岡」とのハシゴ観劇も楽しめる。

なお、11月3日には、東京からの劇場直行バスも運行。
詳しくは、SPAC公式サイトへ。

(文:エントレ編集部)

公演情報

高き彼物

演出:古舘寛治
作:マキノノゾミ
舞台美術デザイン:宮沢章夫

出演:
石倉来輝、武石守正、とみやまあゆみ、本多麻紀、吉植荘一郎、
若菜大輔、渡辺敬彦

一般公演:
2016年11月3日(木・祝)14時開演、5日(土)14時開演
13日(日)16時開演、19日(土)14時開演

【中高生鑑賞事業「SPACeSHIPげきとも!」】
11月2日(水)~18 日(金) 会場:静岡芸術劇場 [全10公演]
11月24日(木) 会場:メロープラザ(静岡県袋井市) [1公演]
SPACでは静岡県内の中高生を対象に招待公演を行っています。
※一般発売席がある回もございます。(枚数限定・詳細は公式サイトを
ご覧ください)

会場:静岡芸術劇場(静岡県静岡市駿河区池田79-4 グランシップ内)

舞台「高き彼物」公式サイト

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