2016.10.7

【動画3分】最高にハッピー! 元気をもらえる! ミュージカル「キンキーブーツ」来日版 観劇レビュー


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キンキーブーツ 舞台写真
ミュージカル「キンキーブーツ」来日版 舞台写真 撮影=田中亜紀

最高にハッピー! 元気をもらえる! ミュージカル「キンキーブーツ」来日版 観劇レビュー

 
この夏、三浦春馬さんと小池徹平さん主演で話題となったパワフルでハッピーなブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が日本版からバトンタッチを受け、いよいよ本場アメリカ版が来日!
まさに2016年キンキー旋風が日本襲来!です!!

「今年観た舞台の中で1番だった!!!」「本当に楽しかった!!」という演劇人からの声を沢山沢山聞いていた日本版…!
私は日本版が観られなかったので、とてもとても残念に思っていたのですが、本場アメリカ版でこの作品のハッピーなパワーに圧倒され、その噂に大納得!
キンキーブーツの魅力をOn7(オンナナ)青年座の尾身美詞がお届けします。

トニー賞! グラミー賞! 全曲シンディ・ローパー!

ミュージカル「キンキーブーツ」来日版 舞台写真
ミュージカル「キンキーブーツ」来日版 舞台写真 撮影=田中亜紀

2013年トニー賞で最優秀ミュージカル作品賞はじめ13部門にノミネート、最優秀主演男優賞、最優秀振り付け賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞、最優秀音響デザイン賞と6部門の受賞を果たしたこの作品。
ハートフルなストーリーにダイナミックなパフォーマンス、観ても楽しい振り付けに豪華な衣裳!
まさに超一級エンターテイメントです。

そしてなんといっても、楽曲はあのシンディ・ローパーによる全曲書き下ろし!シンディはこの作品で初めてミュージカルを作詞作曲し「ブロードウェイ史上最高のスコア」と高い評価を得て、このキンキーブーツの楽曲においてはグラミー賞とトニー賞をダブル受賞しています!!
ポップでハッピーなミュージックはずっとリズムをとっていたいほど。音楽を聞いているだけでご機嫌になります。

こちらはオフィシャル映像をダイジェストにしたものです。ちょっとだけ音楽をお聞き下さい!【動画3分】


Youtubeで観る

 
父親の突然の死によって、代々続く靴工場を継ぐことになったチャリーは、ドラァグクイーンのローラとの出逢いによって、経営難の工場を救うために、奇抜でセクシーなドラァグクイーン用のブーツを作ろう!とひらめきます。

魅惑のドラァグクイーン、ローラとその仲間のエンジェルズのショーは最高にホット!!!
ど派手な衣裳、ゴージャスな靴、歌に踊りに最強にかっこよく、客席はノリノリ!

ヒールにこだわり、靴へ熱い情熱を語るローラ。チャリーはローラをデザイナーとして工場に迎え入れます。

この作品は、キンキーブーツ作りを通して、困難を乗り越えていくサクセスストーリーですが、その中には沢山の心の葛藤、親子の絆、友情が描かれています。

ドラァグクイーンへの偏見や差別。
デザイナーとして工場に留まることを決めたローラは、従業員に受け入れてもらうため、出社初日メイクや派手なドレスを着ず、普通のスーツ姿で皆の前に現れます。
ドレス姿とスーツ姿のローラは心までまるで別人で…ひとりの人間の様々な葛藤が、胸を揺さぶります。

 

根底に流れる親子のストーリー

キンキーブーツ
ミュージカル「キンキーブーツ」来日版 舞台写真 撮影=田中亜紀

またこの物語の根底に流れている親子のストーリーも大きなポイントです。
代々続く老舗靴工場の4代目として生まれ、幼い頃から「靴は世界で一番美しいもの」と教えられ育って来たチャーリー。
そして、幼いころから高いヒールの靴を履くと幸せな気分になった…けれどボクサーであった父の「男は男らしく」という父の想いに葛藤しながらドラァグクイーンとなったローラ。

二人の父親に対するコンプレックス、そして父と子の深い絆。幼い頃の父への想い…
そんな共通点からお互いを理解し合い、認めていきます。
多くは語らないけれど、歌から、そして芝居から伝わってくるその繊細な心の揺れが胸をぎゅっとさせ、1幕後半の♪Not My Father’s Son は涙が溢れました。

 

靴は人生を歩んでいくパートナー

キンキーブーツ 来日版
ミュージカル「キンキーブーツ」来日版 舞台写真 撮影=田中亜紀

「靴は世界で一番美しいもの」靴は旅の友であり人生の友。自分にぴったりのものを履く。ヒールを履いて地上から15センチ浮くと心も軽くなる。
靴…靴は様々なものを想像させますね。人生を歩んでいくパートナーのようなもの。自分にぴったりの自分だけの人生を、自分好みの自分の好きな色に染上げ、歩いて行く。

チャーリーとローラの、キンキーブーツの物語。様々な愛の物語。
自分らしく生きていいんだよ、と最後は元気になり、幸せになれるミュージカルです。

アメリカ版キャストの方々のパワフルさ、観客を楽しませてくれようとするサービス精神とチャーミングさ、そして最高のパフォーマンス!!
楽しいナンバーで最高にハッピーに、ゴージャスなショーに熱狂し、ハートフルなストーリーに元気を貰える。
そんな最高のエンターテイメントです。

ついに初来日した、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」をぜひぜひお見逃しなく!!!

 
(文:尾身美詞、映像編集:森脇孝/エントレ)

公演情報

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」来日版

【脚本】ハーヴェイ・ファイアスタイン
【音楽・作詞】シンディ・ローパー
【演出・振付】ジェリー・ミッチェル

【出演】
J.ハリソン・ジー、アダム・カプラン、ティファニー・エンゲン、アーロン・ウォルポール ほか

2016年10月5日(水)~10月30日(日)/東京・東急シアターオーブ
2016年11月2日(水)~11月6日(日)/大阪・オリックス劇場

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」来日版 公式サイト
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この記事を書いたのは

尾身美詞
女優。青年座所属、新劇女優7人ユニットOn7(オンナナ)メンバー。 趣味は銭湯めぐり。観劇。うたうこと。 次回作:11/17~27 俳優座劇場プロデュース「ハーヴェイ」俳優座劇場にて。 ブログはこちら

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