【動画1分】「Drink me」は死の誘い…ようこそアリス!/楽劇座『有栖川家の密やかな愉しみ』新キャストによる再演がまもなく上演
2015年に初演され、大好評だった楽劇座による哲学シュール・コメディ『有栖川家の密やかな愉しみ』が2016年10月21日(金)~24日(月)まで、新キャストにて再演される。
現代社会をシニカルに、時にPOPに斬り付けるような社会派コメディの舞台に定評がある楽劇座(がくげきざ)。
今回は実在の事件である昭和の犯罪史に残る未解決事件「毒入りコーラ事件」を元にした作品を上演する。
こちらは、初演時の映像を使ったダイジェスト。【動画1分】
『不思議の国のアリス』の絵本を手にした女の子。
全国のご老人に先物取り引きを勧めるオレオレ兎、スマホを操作し顧客を増やし続けるネズミ、
そして有栖川ちび子6歳は無事に7歳を迎える事ができるのか?
昭和史に残る実在の未解決事件「毒入りコーラ事件」をベースにした、もう一つの『不思議の国』。
「Drink me」って?
「Eat me」って?
これぞ楽劇座の独壇場!
『デンデンドロイカ』に続く哲学シュール・コメディの傑作、新キャストにて再演決定!!
「まさか『毒入りコーラ事件』という思いテーマが『不思議の国のアリス』という、どちらかと言えば可愛らしい印象の世界とドッキングするとは思わなかった。でも、改めて考えてみると、「Drink me」と書かれた飲み物を素直に飲んでしまうアリスは「毒入りコーラ事件」の被害者と重なる部分がある。視点が秀逸な、よく出来た舞台に感動しました。」(30代男性)
「『不思議の国のアリス』が好きで観劇しました。私はずっと『不思議の国』に憧れていましたが、もしかしたら私が暮らしている現実の方がよほど『不思議の国』なのかもしれません。キャラクターも個性豊かで、大好きな作品になりました!!」(20代女性)
「昔の事件の記憶が蘇りました。当時、何で外に落ちてるものを飲んでしまうんだろう?と思っていたのと同じ疑問を『不思議の国のアリス』を通して、一緒に読み解いていく事が大変面白かったです。」(50代男性)
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
楽劇座 第60回公演 舞台『有栖川家の密やかな愉しみ』
【作・演出】関口純
【出演】五條なつき、齋藤蓉子、大西佐依
2016年10月21日(金)~24日(月)/新宿・THEATER Rrose Selavy(シアターローズセラヴィ)
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