「加害者の心の闇」を描く楽劇座の問題作『デンデンドロイカ』新キャストにて9月に再演
楽劇座(がくげきざ)9月公演『デンデンドロイカ』が9月16日(金)~20日(火)に新宿THEATER Rrose Sélavyで上演される。
猟奇的なニュースで溢れる現代社会。本作は<加害者の心の闇>を描いた作品だ。2015年に初演・再演され、好評を博した劇団史上最大の「病み」作品。今回の上演は新キャストでの再々演となる。
この社会派不条理劇は、「事件はテレビの中のもの。私には何の関係もない」と、日常を何の疑問もなく生きている私達に「自分を疑え」と容赦なく言葉のナイフを突きつける。
あなたはデンデンドロイカを知っていますか?
私は誰? 常識とは? 家族とは?
一体、私たちは何処へ向かっているのか?
現代社会に潜むありふれた日常のただならぬ狂気を描いた衝撃の不条理サスペンス!
そう、あなたは知っている筈です!
あなたの中にもデンデンドロイカがいる事を…。
「これまでに観た演劇の中で、1番の衝撃を受けた。」(50代女性)
「主題歌が頭の中をループし続けています。楽劇座独特のブラックでシュールな世界観が中毒になりそうです。」(20代女性)
「別役実への、最高のオマージュ。現代社会の闇をディープに、しかしコミカルに描ききっている。」(60代男性)
楽劇座10月公演は、本作『デンデンドロイカ』と対になる作品『有栖川家の密やかな愉しみ』の上演が決定。『デンデンドロイカ』が「加害者の心の闇」を描くのに対し、『有栖川家の密やかな愉しみ』は「被害者の心の闇」を描くという。
公演詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
楽劇座9月公演 舞台『デンデンドロイカ』
【作・演出・音楽】関口純
【出演】五條なつき、齋藤蓉子、大西佐依(研究生)
2016年9月16日(金)~20日(火)/新宿THEATER Rrose Sélavy
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