【動画3分】秘密の娼館に欲望が渦巻くブラックコメディ! 時間堂「ゾーヤ・ペーリツのアパート」インタビュー
劇団・時間堂が紡ぐブラックコメディ「ゾーヤ・ペーリツのアパート」の稽古場にお邪魔し、本作の見どころを聞いた。
今回の「ゾーヤ・ペーリツのアパート」は時間堂が世界の名作戯曲を発掘し上演する、「シリーズ発掘」の第2弾。ロシアの国民的作家、ミハイル・ブルガーコフの作品を、秋月準也の翻訳により上演する。
出演には時間堂メンバーに加え、文学座の得丸伸二など。
赤羽にある時間堂のアトリエ「十色庵」に伺い、白熱の稽古場で時間堂 堂主の黒澤世莉、俳優の菅野貴夫とヒザイミズキに話を伺った。動画にはインタビューに加え、稽古風景の一部分を抜粋して使用している。【動画3分】
演出を務める黒澤世莉は「本作はソビエト連邦時代に検閲されていて、いびつな部分が出てきています。僕はそこが面白いと思って今回の上演作品として選びました。ブルガーコフと聞くと難しそうと思うかもしれませんが、歌って踊って最後は脱ぐというブラックコメディです。」とコメント。
また、ヒザイミズキも「どうにかして儲けようとか、この世界でうまくやってやろうという人たちの欲望が渦巻く話」と語り、菅野貴夫も「愉快でナンセンスでハチャメチャ」と、舞台の魅力について語った。
ただし、「9割はコメディだけど、最後の1割には『あれ?これは他人事として笑ってていいんだろうか?』という部分がある」ともヒザイミズキは語っていたので、どうやらコメディ一本やりというだけではない深さがありそうだ。
本作は東京芸術劇場シアターウエストで7月29日(金)から上演される。
演劇パスではチケットプレゼントもやっているので、合わせて挑戦してみるのもいいかもしれない。
詳しくは公式サイトで。
ゾーヤ・ペーリツのアパート 公式サイト
時間堂オンラインチケットサービス
(文:エントレ編集部)
時間堂シリーズ発掘02『ゾーヤ・ペーリツのアパート』
【作】ミハイル・ブルガーコフ
【演出】黒澤世莉
【翻訳】秋月準也
【出演】菅野貴夫、鈴木浩司、直江里美、ヒザイミズキ、阿波屋鮎美、松井美宣、尾崎冴子、國松卓(以上、時間堂)
東谷英人(DULL-COLORED POP)、綾田將一、五十嵐優、海老原恒和、大川翔子、木山廉彬、佐藤幾優、白石花子(劇団民藝)、中谷弥生、堀田創(ECHOES)
得丸伸二(文学座)
2016年7月29日(金)~7月31日(日)/東京芸術劇場シアターウエスト
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