2016.6.27  23

影の色彩ワヤンプロジェクト 影絵芝居「夜叉ケ池」&ワークショップ「おどる影絵!」/この夏 東京・金沢・京都にて開催


影絵芝居「夜叉ヶ池」
影絵芝居「夜叉ケ池」フライヤー
 

影の色彩ワヤンプロジェクトの影絵芝居「夜叉ケ池」、ワークショップ「おどる影絵!」が この夏、東京、金沢、京都の三都市にて開催される。

 
影の色彩ワヤンプロジェクトは、インドネシア・ジャワの伝統的影絵芝居をベースに公演先の方々との交流を通し、作品制作、公演を行っているグループ。布、映像作品を作る岩井美佳、ジャワ影絵芝居ワヤンの人形師アナント・ウィチャ クソノ、ガムラン奏者西田有里を中心とした、音、影、色を融合させた新しい影絵劇を作り出している。幾層にも重なった透明な大きな布と映像により、色彩がとけ合うような身体的な影絵劇を目指している。

影絵芝居「夜叉ヶ池」
影絵芝居「夜叉ケ池」舞台写真

今回の三都市公演では泉鏡花の「夜叉ケ池」をモチーフに、ワークショップ「おどる影絵!」を開催、また影絵芝居「夜叉ケ池」を上演する。

ワークショップ「おどる影絵!」
―影と音楽による、即興での作画作曲コミュニケーション―

妖怪や不思議な生き物たちのワンシーンを、自作の影絵人形と音楽で、即興的に作ります。ボール紙や木の棒で影絵人形を作るコース、ガムランや手拍子、声で即興的に音楽を作るコースに分かれて創作、最後にみんなで集まって舞台の中である世界をつくります。

東京のワークショップでは、影絵と音楽の 両方を
金沢のワークショップでは 影絵か音楽の どちらかを
体験していただけます。

 

影絵芝居「夜叉ケ池」

泉鏡花原作「夜叉ケ池」の幻想的な世界をインドネシア・ジャワの伝統的影絵芝居とガムランの生演奏、ピアノと歌、布と映像のインスタレーションの中でお届けします。

以下は公演のダイジェスト。幻想的な雰囲気が感じられる。【動画7分】

影絵芝居「夜叉ヶ池」 影の色彩ワヤンプロジェクト from ChordalColors on Vimeo.

 

STORY

三国岳、琴弾谷に住む鐘楼守の夫婦、晃と百合は、古くからの言い伝えを守り、明六つ、暮六つ、丑満 と日々欠かさず鐘をついていた。なんでも、かつて僧の行力により夜叉ヶ池に封じ込められた龍神は、人間が鐘をつくのをひと度でも怠ると、たちまち洪水とともに空に舞い上がり、村を沈めてしまうという。

そこに、諸国を旅する僧侶であり学者の学円が、偶然に通りかかる。実は晃は学円のかつての親友で、東京を出たきり行方知れずになっていた男だった。

再会を喜びながらも、晃はこの村のため、先代の鐘楼守との約束を守るため、そして何よりも百合のためにも、この村を離れるつもりはないと言う。

そのころ、夜叉ヶ池の龍神、白雪は、剣ヶ峰に住む恋人からの文を読み、心揺れていた。美しい鐘楼守の夫婦が鳴らす鐘の約束により、身動きのできない白雪。「私がこの村を沈めたら、美しい人の生命もあるまい。、、、あの二人は、妬ましいが、うらやましい。」

そんな中、日照りの続く村のものたちが、百合を生け贄にしようとやってくる。

美しい夫婦と、夜叉ヶ池の中の世界の約束により保たれている均衡が破れた時、、、

幻想的な夜叉ヶ池の世界を、インドネシアのジャワの影絵と、ガムランの生演奏、光と影のインスタレーションの中で、お届けいたします。

 

岩井美佳(影の色彩ワヤンプロジェクト メンバー)

インドネシア・ジャワの影絵の世界、美術、音楽、との融合を目指した私達の「夜叉ケ池」公演も、有り難いことに今回で3回目、となります。
三度目の正直と申しますが、過去二回の公演を振り返りながら、より幻想的な夜叉ヶ池の世界、より人間らしく愛くるしくも本来の恐ろしさも持ち合わせた妖怪の世界を、泉鏡花の言葉とリズムを大切にしながらお届けできるように一同で実験的な部分も含みながら、作り上げております。

また、影絵のワークショップも、今回新しく「音楽」の要素が加わります。参加者の皆様と、ひとつのシーンを作りながら、幻想的な世界を共有することができましたら、幸いです。

暑い夏の日の開催ですが、是非ご参加、ご高覧いただけますと幸いです。一同、東京、金沢、京都の三都市にて皆様にお会いできることを楽しみにしております。

何卒よろしくお願いいたします。

 
詳細は公式サイトで!

(文:エントレ編集部)

公演情報

ワークショップ「おどる影絵!」

【東京】アーツ千代田3331
2016年8月7日(日)14時~17時
ポコラート全国公募展 vol.6 ワークショップ部門参加作品「おどる影絵!」
参加費 300円 定員:20名 小学生未満保護者同伴
ワークショップ講師 影の色彩ワヤンプロジェクト、江南泰佐

【金沢】金沢市民芸術村ドラマ工房
2016年8月20日(土)15時~17時
参加費1,500円 先着20名様限定(各コース10名様前後) 小学生未満保護者同伴
ワークショップ講師 影の色彩ワヤンプロジェクト、Tidak Apa Apa 、江南泰佐

 
影絵芝居「夜叉ケ池」

【出演】影絵人形遣い アナント・ウィチャクソノ
【語り手】月原豊 小川雅美
【演奏】西田有里(Tidak Apa Apa,ナリモ)、岩井美佳(ナリモ)、近藤チャコ(Tidak Apa Apa)、松田仁美(Tidak Apa Apa)、江南泰佐
照明 宮向隆(金沢公演) 音響 清水聖一(金沢公演)  
【インスタレーション・映像】岩井美佳   
【万華鏡デザイン(本編映像にて使用)】小川雅美
【設営・撮影】奥祐司(金沢公演) 
台本協力 市川幸子  協力 中安翌  衣装協力 takatachi

前売り 1,500円  当日2,000円 中学生以下無料
中学生以下の方も事前のご予約にご協力ください。

【金沢公演】
場所:金沢市民芸術村ドラマ工房
2016年8月20日(土) 18時半開場19時開演 
2016年8月21日(日) 14時半開場15時開演
  
【京都公演】
場所:京都芸術センター フリースペース
2016年9月15日(木) 19時半開場 20時開演(この公演に限り20時より30分間のプレトークつき)
9月16日(金) 18時半開場 19時開演

お申し込み、お問い合わせ、詳細は
かげいろわやん 影の色彩ワヤンプロジェクトHP

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