2016.4.11  1

生きるとは何か?永遠の命題に挑む 舞台「名も知らぬ遠き島より」が再演


舞台「闇のうつつに我は我かは」舞台写真より
Ring-Bong第5回公演「闇のうつつに我は我かは」舞台写真より
 

文学座 山谷典子が主宰する演劇ユニット Ring-Bongの舞台「名も知らぬ遠き島より」が4月20日から座・高円寺で上演される。

 
Ring-Bong(リンボン)は、文学座の俳優、山谷典子が2011年に立ち上げた演劇ユニット。「忘れてはならない日本が持つ歴史、私たちの中にある今も続く問題を改めて考えてみよう」という想いで作品を作り続けている。

旗揚げ作品『櫻の木の上 櫻の木の下(2011)』は、翌年の2012年、光州平和演劇祭に正式に招致されて韓国で上演。
また、3作目の『あとにさきだつうたかたの』は、加藤健一事務所主催で2014年に再演されるなど、国内外から注目を集めているユニットだ。

 

そんなRing-Bongの舞台「名も知らぬ遠き島より」が、4月20日から座・高円寺にて再演される。

動画は第2回公演時のダイジェスト映像。

STORY
昭和21年。 中国牡丹江にある元日本軍病院。
そこには日本に帰りたくても帰ることのできない日本兵や従軍看護婦たちがいた。
そして今。 国家と人間。その関係は変わったのか変わらないままなのか…。

 
主宰の山谷典子のコメントと、KAKUTAを主宰する桑原裕子からの推薦コメントは以下の通り。
 

山谷典子(Ring-Bong主宰・脚本・出演)

「名も知らぬ遠き島より」は、東日本大震災から一年の時に書いた作品で、「情報操作」が一つのテーマとなっています。政府にとって都合のよくない事実は報道されない。それは、震災から半年たった辺りから少しずつ見えてきたことだったように感じています。

「芸術、その中でも演劇が社会に及ぼす影響力はわずかだと思う。けれど過去の歴史において、演劇をはじめとする芸術が、プロパガンダとして利用されていたことも事実である。だとしたら舞台を通じて出演者も観客もともに考えていく問題としてとらえていけたら」と考えています。
観ていただいた方が何らかの思いを抱いたり、考えたりするきっかけとなればと思っています。

 
桑原裕子による推薦コメント(KAKUTA主宰、俳優、演出、劇作家)

・・・可憐でおっとりした美人。20年前、教室の椅子に座る女子高生の山谷にそんな印象を抱いていた私ですが、それは大変な勘違いでした。気骨あるオットコマエ。
いや、美人であることには変わりないですが、黙って座っているような女じゃなかった。
情が深いお人好しは相変わらず。そんな彼女が作るものが、今とても見たいです。

 
またRing-Bongはクォータースターコンテストにも「もれいづる月」、「ループ」という15分・ノーカット演劇動画作品を投稿。それぞれ作風は違うがRing-Bongの根底に流れるテーマを感じることができるので合わせて観てみると面白い。

 

詳しくは公式サイトで。
舞台「名も知らぬ遠き島より」 公式サイト

(文:エントレ編集部)

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公演情報
Ring-Bong 第5回公演 舞台「名も知らぬ遠き島より」
【作】山谷典子
【演出】藤井ごう
【出演】遠藤剛、山口雅義、辻輝猛、森宮隆、本城憲、中村亮太、大崎由利子、小野文子、矢野宏美、山谷典子

2016年04月20日(水)~04月24日(日)/東京・座・高円寺1

詳細は公式サイトで。
舞台「名も知らぬ遠き島より」 公式サイト

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