2016.4.6

松尾スズキ訳 舞台「ボクの 穴、彼の穴。」がノゾエ征爾の演出で5月に上演 塚田僚一(A.B.C-Z)と渡部秀の2人芝居に


舞台「ボクの穴、彼の穴。」
ノゾエ征爾と渡部秀
 

松尾スズキ初の翻訳絵本として話題になった「ボクの穴、彼の穴。」をノゾエ征爾が大胆に翻案し舞台化する。出演は塚田僚一(A.B.C-Z)×渡部秀。

 
本作は、戦場の塹壕に取り残され、郷里の家族や友人に思いを馳せながら、お互いへの恐怖と疑心暗鬼にさいなまれる兵士の物語。

松尾スズキによる初の翻訳絵本として、注目されている作品だ。
絵本「ボクの穴、彼の穴。」

殺すか、殺されるか、じっと塹壕に身を潜め、互いに相手を「モンスター」だと信じ、「殺す」ことだけにコミットしている。戦争が始まった日に受け取った「戦争のしおり」という大きな力に操られ、どんどん相手が大きなモンスターになり、疑心暗鬼と見えない敵への妄想が膨らんでいく・・・。そして、最後にいったい兵士のとった選択は・・・。

 

ノゾエ征爾(翻案・脚本・演出)

「戦争」×「現代日本で生きる僕らの身体」から、改めて、人間の儚さ、愚かさ、おかしさ、そして何よりも愛おしさを抽出できたらと思っています。それは、僕らにとってものすごく大切なもので、何度気付いても、何度も忘れてしまうものです。

そうしてまた戦争がはじまっていくわけですが。

塚田さん、渡部さんの、その瑞々しい、現代の若者の身体と感性に、すごく期待が膨らんでいます。絵本原作の今作に、お二人の人間味を表出できたらと思っています。

翻訳の松尾スズキさんは、僕の師匠と言える方です。松尾スズキさんのゼミをきっかけに、本格的に演劇をはじめました。以降、何度となくお世話になり、昨年は松尾スズキさんの絵本を舞台化させていただきました。松尾さんが手がけた作品をこうしてまた舞台化させていただけることに、思いが強まらないわけはありません。しかもそれが、パルコ劇場最後の期間にです。加えて、初のパルコ劇場です。パルコ劇場、無謀です。これだけの歴史ある劇場さんが、これだけの無謀を犯しているのです。その褪せない開拓心に感銘を受けました。などと悠長なことは言わず、精一杯“演劇”と戯れたいと思っています。

 
塚田僚一(A.B.C-Z)

初主演!初二人芝居!初めての事ばかりですけど素敵な作品をお届出来るように全力で頑張りマッスル!

渡部秀

今回初めての2人芝居を経験させていただきます。

今回舞台で触れる『戦争』は、僕らが漠然とイメージする『戦争』とは少し違っていて、個人対個人の小さな火種を描く作品になります。穴の中で疑心暗鬼、そんな極限状態で自分の中から出て来るナニカをみつけて舞台上で表現してみたいと思います。今から凄く楽しみです。

 
今のところ公式サイトは立ち上がっていないようだ。
パルコさんからの続報を待とう!

パルコ劇場 公式サイト

(文:エントレ編集部)

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公演情報
舞台『ボクの穴、彼の穴。』

原作:デビッド・カリ/イラスト:セルジュ・ブロック/訳:松尾スズキ(千倉書房)より
翻案・脚本・演出:ノゾエ征爾

出演:塚田僚一(A.B.C-Z)、渡部秀

公演日程:2016年5月21日(土)~5月28日(土)全8回公演
会場:パルコ劇場

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