2016.1.27  59

深津絵里、中村七之助 ダブル主演!/舞台「ETERNAL CHIKAMATSU」制作発表レポート!


「エターナルチカマツ」制作発表

深津絵里、中村七之助 初共演!ダブル主演!舞台「ETERNAL CHIKAMATSU」—近松門左衛門『心中天網島』より—制作発表

深津絵里と中村七之助、初共演&ダブル主演に加え、
演出にイギリスの奇才デヴィッド・ルヴォーを迎えた話題の舞台「ETERNAL CHIKAMATSU」。
都内にて制作発表が行われ、演出のデヴィッド・ルヴォー、深津絵里、中村七之助、伊藤歩、中嶋しゅう、音尾琢真が登壇した。

 
 
1988年の初来日以来、日本の演劇界で数々の作品を演出してきたデヴィッド・ルヴォー。そのルヴォーが近松門左衛門の『心中天網島』をベースに、現代の世界を融合させるという長年温めていたルヴォーの企画を、作家・谷 賢一が書き下ろした最新戯曲。
故・中村勘三郎とともに、歌舞伎に取り組むという約束を交わし、近松の世界を取り上げることで話を進めていたプロジェクトの延長線上にあるものだという。

主演は、圧倒的な存在感で観客を魅了する深津絵里と、歌舞伎界を担う中村七之助のダブル主演にして、初共演が実現。共演には映画・ドラマで特別な存在感を放つ伊藤歩、実力・人気ともに日本でオンリーワンの演劇ユニットTEAM NACS の音尾琢真、柔剛自在な演技力とその個性が光る中嶋しゅうなど、錚々たる俳優陣が顔を揃えた。
 

今回の制作発表には、演出のデヴィッド・ルヴォー、深津絵里、中村七之助、伊藤歩、中嶋しゅう、音尾琢真が登壇した。
 
 

デイヴィッド・ルヴォ―
制作発表に登壇する演出のデヴィッド・ルヴォー

デヴィッド・ルヴォー(演出)
 
「現代のハルさんは事情により売春婦として働いている。また、小春も遊女という身分を持っている。この作品の中では、女性の在り方、女性として生きるとはどういうことなのか?社会の中で女性として見られるとはどういうことなのかを問うて行きたいと思っています。」

―勘三郎さんの息子である中村七之助さんをキャスティングできたことは、どんな風に感じていますか?

「当初、勘三郎さんと話してたこととは別の形をとっているが、一緒に話していた想いは詰まっている。幸運にも七之助さんの舞台を拝見する機会があり、とても素晴らしかった。歌舞伎から感じる魂というのはとても印象的で、今回七之助さんがその魂を持ってこの作品に挑んでくれることは、とても光栄なこと。
私はロマンティックな人間ではないと思うが、どこかで運命というのは信じている。そういった意味で、今回の作品を七之助さんとできることは、とても意義深いものだと感じています。」

 
 

「エターナルチカマツ」制作発表
制作発表に登壇する深津絵里、 中村七之助

 
深津絵里

「これまで、何度も上演されている近松のお話をデヴィッドさんが一体どういうふうに演出されるもか非常に興味を持ちました。そして、なかなか共演する機会のない七之助さんとご一緒できるということで、とっても嬉しくてワクワクしたことを覚えています。

近松の愛の渦に身を置いて、私もボロボロになれるのかと思いきや、私はデヴィッド版の近松のオリジナルキャラクターとして、現代の女性を演じるということで(笑)私のキャラクターだけではなく、デヴィッドさんの溢れ出るキャラクターが、至るところに散りばめられていて、とてもユニークな作品になると思います。
沢山、知恵を出し、愛情をかけて、デヴィッド版近松を、よりよい作品にしていきたいと思います。」

 
 

中村七之助

「この作品に出会え、また一歩父親の意思を受け継げましたことを大変嬉しく思っています。もしかして、現代人の役かな?と。僕は男だが、長年女形を演じているので、男の役がきたらどうしようかな?と意味不明なことを思ってました(笑)「父親がよく言っていた言葉で、「型があって破るから型破りであり、型がない人が破ったら、ただの型無しだ」という言葉を肝に銘じて、この稽古に挑んでいきたいなと思っています。」

 
 

伊東歩

「二役をやらせていただくにあたり、過去と現在でどういう風な輪廻で繋がっているのか?また、過去と現在でどのように違ってくるのかという点を楽しみに稽古に励みたいと思います。
私が演じる役はとても度量のある女性の役なので、自分自身がまだその境涯に達せていない(笑)が、この稽古で私なりに表現していけるように努力していきたいと思います。」

中嶋しゅう

「二役だが、僕の中では一役だと思っている。七之助さんに相談して、(自分のセリフが)歌舞伎ではどういう言い回しなのか?と聞いたら、教えてくる方を紹介していただけて。歌舞伎のセリフが自分の中にどう入ってくるのか?それがとても楽しみです。」

音尾琢真

「美味しい役所をいただいた(笑)深津絵里、中村七之助と面と向かってお芝居させて頂けるシーンがありまして。
役者にとってご褒美とは、いい作品で素晴らしい俳優さんと向き合ってお芝居をすることだと思っているので、始まる前からかなりのご褒美をいただきました!役名がついていてよかった(笑)」

と会場を笑わせた。

「エターナルチカマツ」制作発表

デヴィッド・ルヴォーが『このプロジェクトは少しロックンロールな感じ。情熱や勇気、スピリットを持った役者に演じて頂けると思っている』と語っていたのが印象的だった。
近松門左衛門の世界と、現代が舞台上でどのように交わるのか?期待したい。

チケットは好評発売中。

詳細は公式サイトで。

舞台「ETERNAL CHIKAMATSU」—近松門左衛門 『心中天網島』より—公式サイト
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(撮影・文:長谷川美津子/エントレ)

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公演情報

「ETERNAL CHIKAMATSU」—近松門左衛門 『心中天網島』より—

【作】谷賢一
【演出】デヴィッド・ルヴォー
【出演】深津絵里 中村七之助/伊藤歩/中島歩/入野自由 矢崎広 澤村國久 山岡弘征 朝山知彦 宮菜穂子 森川由樹/中嶋しゅう/音尾琢真
2016/2/29(月)~2016/3/6(日) 大阪 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2016/3/10(木)~2016/3/27(日) 東京 Bunkamura シアターコクーン

舞台「ETERNAL CHIKAMATSU」—近松門左衛門 『心中天網島』より—公式サイト

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