2015.11.7  43

中島らも幻の戯曲上演!演出のG2、出演の松尾貴史、池田純矢、鈴木勝吾、井澤勇貴にインタビュー!


中島らも幻の戯曲上演!演出のG2、出演の松尾貴史、池田純矢、鈴木勝吾、井澤勇貴にインタビュー!

演出のG2、出演の松尾貴史、池田純矢、鈴木勝吾、井澤勇貴にインタビュー!
 

中島らも没後11年、不世出の天才の隠れた傑作。
舞台「ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について~」の上演間近!
演出のG2、出演の松尾貴史、池田純矢、鈴木勝吾、井澤勇貴に
インタビュー取材した。

 
小説・エッセイ・脚本はもとより、講演・ライブと多岐に渡る活動の他、劇団「笑殺軍団リリパット・アーミー」を旗揚げし、芝居の世界でも活躍した中島らも。
ユーモラスで破天荒なその生き様から繰り出された創作の数々、その感性によって抉り出される世界観は、没後11年経つ今でも、人々を魅了しつづける。

そんな中島らもに、「リリパット・アーミー」以外で唯一、らも戯曲を演出することを許された演出家G2。ミュージカル・ストリートプレイ・サスペンス・コメディー・翻訳劇と、様々なジャンルの作品に挑み続けているG2が、「リリパット・アーミー」旗揚げに参加していた松尾貴史他、最高のキャストを集結して、中島らもの名を演劇界に新たに刻むべく本作に挑む。

演出のG2、出演の松尾貴史、池田純矢、鈴木勝吾、井澤勇貴の5人に話を聞いた。

舞台「ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団」
舞台「ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団」
 

らもさんにあそこまで頼み込んだ人が、僕以外いなかったんじゃないかな。
 
-中島らもさんについての想いや、G2さんだけがらもさんの戯曲を上演できる背景などをお話いただけますか?
  

インタビューに答えるG2

G2
「昔、大阪のTV局にいて、新人の頃に、何故か企画が通ちゃって。それが、中島らもが司会するっていう番組で、それをきっかけに知り合って。本当に右も左もわからないときに、優しく包み込むように接してくれた方ですね。

戯曲に関して言いますと、劇団以外に書いてくれたのが僕だけってのは確かで。
多分、らもさんにあそこまで頼み込んだ人が僕以外いなかったんじゃないかな。
それも酷くて、らもさんがアル中で入院している病院に行って「台本書いて下さい」って(笑)

でも、らもさん。にんまり笑って「わし、入院してんねんで」って(笑)
それでも書いてくれた。話すと2時間くらいかかります(笑)」
 

インタビューに答える松尾貴史

松尾
「こちらは、手下だったり、弟子だったりという形を望んでいても、らもさんは友達だという意識を絶対に崩されなかった。もちろん色んなことを教えても下さったし、面白いこともいっぱい授かりましたし、気づかせてもくれました。
例えば、何かの事象をどういう風に捕えて、どう感じるかってところまで、すごく影響を与えられたなって思ってます。

劇団を始めると言い出した時には、「飲むために芝居をしないか」って、誘われて、「うーん、だったらやります」って(笑)

旗揚げの時にはそんな感じだったのが、だんだんとプロ集団的になっていった。
その時、僕は東京の事務所にも所属するようになっていて、稽古にも出られないので、客演として何度か出るみたいな感じ。だから、最初の3.4年しか僕はいなかったんだよね。

その後は、新作落語の台本書いてもらったりしましたけど。
それ以外のことでいうと、あとはもうダメダメなエピソードばっかり(笑)

すごく偉いものにも、強いものにも、しっかりしたものにも、ダメなものにも、分け隔てせずに、愛情を傾けたりとか、なんでも同列に扱って笑い飛ばして愛する対象にしていた。

やっぱり、すごくいい人は先に早くに逝ってしまいますねって今でも思います。」

 

-中島らもさんの世界観を、若手の役者で体現し、若いお客様に向けて伝えるということは、斬新で新しい試みだと思いますが、池田さん、鈴木さん、井澤さんは、本作を演じるにあたっての意気込みはいかがでしょうか?
 

 
インタビューに答える池田純矢

池田
「今回のお話をいただく前から、中島らもさんのことはもちろん存じ上げていて、すごく素敵な方だなと思っていました。

このベイビーさんの台本を改めて読ませてもらった時に、視覚的にエンターテインメントな作品だなと感じました。
やっぱり、サーカス団を主軸にする上で、歌、楽器、アクションがあったりと、色んな面白い要素が詰まっているんですけど本軸はそこだけじゃない。
稽古していて思うのは、人らしさやものすごく機微な感情が同軸で表現されている。そういうところを、すごく繊細に読み解ける作品だなと思って。

こういう作品を演じさせてもらえるのは、純粋に嬉しいです。こんなに面白いんだから、面白くなかったら、我々がヤバイぞと!そこを確実にものにしていかなければなという想いはありますね。」
 
インタビューに答える鈴木勝吾
 

鈴木
「僕は、初めてのものに触れて、初めての世界を見ている感じです。
戯曲も演出もそうですし、中島らもさんと一緒に仕事をしてきた方々と一緒に、らもさんの世界観を演じることもそうです。
だから、全然わからないんですよ。全然わからないんですけど、また一つ、新しい演劇に触れられることがすごく嬉しい。
そこでどれだけ真摯にやれるかだと思っています。」

 
 インタビューに答える井澤勇貴
 

井澤
「僕も、今回の作品のエンタメ要素は、今まで経験させていただいた作品とは、また少し違っています。その中で、同年代の役者もいれば、大御所のベテランの方もいらっしゃる。
G2さん演出でらもさん脚本という作品をやらせていただけるのは、すごく光栄なことですし、その機会がこの年齢で舞い降りてきてすごく得した感じがします(笑)
日々、色々と感じることが多いので、沢山のことを吸収して、成長できたらいいなと思います。」

 
 
「え、こんなの書いたの?らもさん。」という驚き

 
-中島らもさんの戯曲はたくさんありますが、今回は何故『ベイビーさん』を選ばれたのでしょうか? 
 

G2
「ある時期、「リリパットアーミー」の芝居を、ほぼ全作品観てた時期があって。
大好きな作品もいっぱいあるんですが、すごく妬ましいというか、先輩のらもさんに対して、嫉妬心が浮かぶ時もあったり・・・。その中で、自分で演出してみたいなと思ったのがこの作品だけです。」

 
-多くのらも作品の中でこの作品だけですけか? 
 

G2
「自分でやりたいと思ったのがこの作品だけです。この作品を観たときに、いつかチャンスがあったらと。

他の作品は、らもさんが中心になって、キッチュ(※注 松尾さんのニックネーム)をはじめ、いろんな世界から異能の人達が集まって、言葉は悪いけど、化け物ショーみたいな感じがあったんで(笑)キッチュの役だって、「あぶねー!放送できねーよ!」みたいなことのオンパレードだったり(笑)

だけど、この作品は、それまでのラインナップの中で異質な作品で、ある意味普通なんですよ。「え、こんなの書いたの?らもさん。」という驚きがあるにもかかわらず、そこかしこに、らもさんテイストがちゃんとあって。まさか、らもさんの本でジーンとするとは思わなかった(笑)

この作品なら、僕も違う演出で参加することができそうな気がしたんです。
らもさんの言葉を大事にしていけば、きっと面白いものができるって。

だから、らもさんの本をやろうか?と話が出る度に、僕は『ベイビーさん』がやりたいって、言い続けてきました。いつも頭の隅っこにあって、不思議な距離感でずっと傍にいた作品です。」

 
-松尾さんは、中島らもさんやG2さん、リリパット・アーミーの作品にも数多くご出演されていますが、今回の『ベイビーさん』については、どのような印象をお持ちですか?
 
 
松尾
「僕が出ていた頃は、『リリパット・アーミー』草創期で、俳優部と化け物部とでグループ分けがされていた(笑)
台本のト書きに「キッチュ、ここで5分間わけのわからないことを喋る」って書いてある・・・その間に、ストーリーの必然は全くなくて(笑)そんなことばかりやってました。

らも作品で、こういう素敵なお話しは、僕も初めて出るんですよ(笑)
僕がもう出なくなってから、この作品(ベイビーさん)を青山円形劇場の客席で観て、「いいなぁ~こんな芝居したかったなぁ~」思ったのを覚えています。そういう意味では、ある種の感慨がありますね。」

 

インタビューに答える松尾貴史、G2
インタビューに答える松尾貴史、G2
 
 
3人とも共通して見所があるなと思うところが、誰も即座にイエスって言わない(笑)
 
 
-池田さん、鈴木さん、井澤さんにとって、G2さんの演出を受けるのは憧れでもあると思いますが、実際G2さんの演出はいかがでしょうか?
 
池田
「G2さんの作品は大好きだったので、今回ご一緒できるというのは純粋に嬉しいです。稽古でG2さんと話しをしていると、何だろうそれ?わかんない!って、一瞬思うんです(笑)
でもやってみると、そっちの方がしっくりきたりする。
純粋に自分の中でもっと疑問を持って、どうすればそれが解決するのかを練る方が、きっと、面白くなる。何がわかんないのか考えてたらわかってくる。
こういう感覚が、今まで自分の中であまりなかったので、この「何それ?!わかんね!」と、って、思うことが、大切なのかなと(笑)」
 

一同(笑)
 

池田
「最初、すっごいガチガチに緊張してたんですけど(笑)稽古場で、共演の横山敬さんと話しをした時に、「それでいんじゃないか?多分G2さんは、わかんねーって言われた方が面白いと思うと思うよ」って。
それからは、ガチガチではなくなったと勝手に思ってます(笑)」

 

-鈴木さんはいかがでしょうか?
 
 
鈴木
「G2さんは、すごく丁寧に稽古してくださるんですが、でも丁寧を装わないというか・・・
飄々としているように見せたいのかな~なんて。」
 

一同(笑)

 
松尾
「あーそれ作戦、演出だね。」
 

G2
「演出家やで!なんて(笑)」

 
松尾
「自分を演出・・・(笑)」

 
鈴木
「だから、稽古が終わった後に、「G2さん、家に帰ったら、めっちゃキレてるんじゃなかなー」なんて思ってるんですけど(笑)」
 

一同(笑)

 
-稽古場では怖くはないんですか?

 
鈴木
「全然怒らない。ものを創るために、集まった人に対して、1人づつ丁寧に言葉をくれるので、すごく楽しいんです。
ただ、今回、ホーズという役を演じるんですけど、G2さんの言ってることはすごくわかって、納得できる。自分の頭の中では、ホーズという役のイメージができているのに、なんかうまく出てこないんです。
今まで、あんまりこういうことがなかったので、そっちの方に戸惑っています。G2さんの言ってることも聞きながら、色々とストックしていっている感じですね。」

 

G2
「おうちではニコニコ笑って酒飲んでるよ(笑)」

 
 
鈴木
「信じます(笑)やっぱり僕は、新しいものとか人に出会えることが一番の宝だと思っているので、稽古も本番も、楽しく、充実させたいと思っています。」

 

-井澤さんはいかがでしょうか?
 

井澤
「G2さんは、ダメ出しの内容が本当に的確で、台本を読み直して、その台詞の意味とか、シーンのことを考えると「ホントだ」と思うことが沢山あります。
逆に、言われて腑に落としてやったつもりが、自分のやりたいことが出来ていないという感じもあるんですけど。

稽古に入る前の撮影の時に、G2さんと初めてお会いして対談をしたんですけど、「見たことのないものを創るのが好きだ」って仰ってて。
ベイビーさんの表現の仕方もそうですけど、台本を読んだ中で、これどうやってやるんだろう?と思って、考えて探っても思いつかないようなことを言ってくる。単純に面白い、スゴイ!と。

尚且つ、そこに加わる役者の皆さんの対応力、適応力がすごいので、学ばせてもらってる感覚があります。他の作品でも色々と学ばせていただいてますけども、改めてこういう風に作品を創っていくんだなと実感させてもらっています。」
 

-幸せですね。
 

井澤
「はい、幸せです。」
 

G2
「夜になって飲みにいくと違うこと言うよ、これ(笑)」
 

一同(笑)
 

G2
「一番最初に、この4人で対談をやったんですけども、彼ら優等生ぽくて、言ってることつまんねーって、ずっと思ってて(笑)でも、その後、二次会で飲みに行ったら、みんなはじけて面白いやつらだった。これだったらやれるなと(笑)

偉そうな言い方になっちゃうけど、3人とも共通して見所があるなと思うところが、
こういう風にやったほうがいいと思うって何かを説明した時に、誰も即座にイエスって、言う奴がいないの(笑)」
 

松尾
「あー、それ、僕と違うとこやね。」
 

一同(笑)

 

G2
「この人は、「ハイ!やらせていただきます」って(笑)
僕は、軽はずみで「ハイ!」っていう人を、あんまり信用していなくて(笑)」

 

池田、鈴木、井澤
「えー!!」
 

一同(笑)
 

 
G2
「面白いなー本当に(笑)みんな僕の言ったとこをすごく頭の中で考えてるから、「イエス」と言うのを忘れてる感じがする。この人達と遊ぶのは面白いなと(笑)」

 

稽古場の様子について
 

-今回稽古の様子はどんな感じでしょうか?
 

G2
「あの、若い子達より、こっち(松尾さん)の方が大変なんで(笑)
若手は、非常に素直。家帰って、君達のことで怒ることは何もないですよ(笑)」
 

 
松尾
「え?!じゃあ、僕のことで怒ってるんですか?!」
 
 
一同(笑)
 

G2
「本当にわかってるかどうかはわからないけど、僕の言葉を頭で考えずに、みんな浴びてる感じがする。だから、こちらも言いがいがあるし、「ハイ、やります!」とか、言わないのがいい。
「ハイやります!」とか、言われると、こちらが萎えちゃうんです。「え?やれるはずないじゃん。今、結構すごい難しいこと言ったんだけど?」って(笑)

僕は抽象的なことを言うんだけど、彼らなりに解決していける現場なので、楽しいですよ。若い人達がある程度集まってると、なんか休憩中に遊んだりしてうるさいんだけど(笑)」

 

一同(笑)

 
G2
「らもさんの本は、テキストの部分も本当によく出来てて、どういう風に受け取るかってのを各自考えてもらえれば、成立するんです。
要するに歌があって踊りがあって手品があって、サーカスがあってと、一言しか書いてないところがいっぱいあって。

そこを現実的な線に持っていかなきゃいけないから、そこと、らもさんの戯曲の部分がどういう風に絡んでいくかってのが、今自分が、一番やりたいことですね。

内海少尉(池田純矢配役)はカーテンコールできっとすごいことやるから!
劇場の天井から落ちて空を舞うとか(笑)」

 
池田
「天井から降りてくるってのは、ちょっと厳しいですけど・・・」
 

G2 
「あ、それは楽日だけでいいよ。」
 

一同(笑)
 
 
池田
「そうですね・・・。本編に支障きたさない所で頑張ります(笑)」

 
G2 
「でも、この若くて今までやったことのない人達と、みんなやったことあるベテランの気心知れていて、どこをつつけば、何が出てくるかわかってる人達との組み合わせというのは、面白い空間ではありますね。楽しみです。」

 

-今回、曲馬団を演じるということで、サーカスのイメージはいかがですか?

 
井澤 
「僕、サーカスは何度か観たことがあるんですよ。シルク・ドゥ・ソレイユとか、僕が小学生くらいの時に、3回ほど観たことがあります。でも、昔のサーカスとは違うイメージですね。玉とか一輪車などの小道具もそろってきているので、見よう見まねで、できることがないか考えてるんですけど・・・。」
 

鈴木
「サーカス団の一員だからね・・・一つ芸ができないと。」

 
井澤 
「だから、今、お手玉を練習しています。」
 

-イメージとしては、雑技団というよりフリークショウに近いイメージですか?
 
 
松尾 
「どこかそういう要素は、らもさんの頭の中にもあったとは思うんですよね。
みんなそれぞれ違うものが集まってて、それぞれが認められてるという。多分、らもさんが色んな存在に対して「これでいいのだ。これでいいのだ。」って、言ってきたものに通底しているところがある。そういうフリークショウ的サーカス団という、そこら辺はムードとしてあるんじゃないかなって、思いますね。」

 
-松尾さんは、稽古されていて何か感じることはありますか?
 

松尾 
「いやー、本当に周りの皆さんを見ていると頭が下がるというか、あーダメだな俺はって。自己嫌悪に陥る毎日です。」

 
・・・・・(間)

 
G2 
「笑ってあげなさいよ!」

 
池田 
「いや、もう、どうすればいいか・・・(笑)これは、笑って、よろしいんですか?!」

 
一同(笑)

 
松尾 
「まあ、でも、僕は(稽古に)歯抜けで入ってることがこれまで多かったんで、加速しなければなって思っている今日この頃です。」

 
 

インタビューに答える松尾貴史、G2
 
 

最後に若手のお三方より、観ている方にメッセージをお願いします。
 

 
池田
「すごくエンターテインメント性のある作品だなと思っていて、全てが見どころです。
色んな軸がある作品なので、その見方、捉え方ひとつで何通りにも変わってくるし、どこを切り取るかによって、見どころも変わってくると思うんです。
そんなに見どころに溢れた作品って、すごく稀有だなと思っていて。

チケット買って、劇場に観に行くことは、なかなかハードルの高いことだと思うんですが、この作品は舞台デビューの方にも優しい。何が面白くて、みんなが舞台を観ているのかが、すごくわかるんじゃないかなと思います。本当に自信を持って、見て下さいと言える作品だと思っていて。

エンターテインメントであり、アトラクションであり、ある種、軽い気持ちで、テーマパークに行くような感じで来て頂くと、思いもよらなかったものをお土産に持って帰れるんじゃないかなと思っております。」

 

鈴木
「ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について~」というタイトルで示しているように、劇中、ベイビーさんと言う得体の知れないものが出てくるんですけど、それは観る人によって、形や姿が違う。

特にこの舞台は、ベイビーさんがどういう風に見えても正解で、物事は100人100色あっていいと思うんです。今回、劇中の時代では、「個人」というのがあまりない時代ですが、今の時代も「同じ色に見えなくていいじゃん!」と、やっと言いだせる時代に入りつつあるとすごく思うんです。

そんな時代に一番ぴったりな作品なんじゃないかと思います。この作品が皆さんにどう映るのか?それを劇場で体験していただけたら、すごく面白いのかなと思うので、演じる側もそういった楽しみを創り上げてきたいなと思っています。」
 
 

井澤
タイトルの『ベイビーさん』とは何ぞや?そのベイビーさんというものを劇場でどう表すか?ということとか。見どころで言ったら、一から十まで全てが見どころであります。

素敵な作品プラス、錚々たる面子、そしてG2さん。僕ら役者としても、やりがいもありますし、こういった作品をこういった環境の中でできることも、役者生命の中でそう多くはないと思うので、すごく気合いを入れてやっています。
舞台は、その時代のこととかが、役者から出る汗とか涙とか唾とか、そういった全てのものを感じとってお客様が泣いて下さったりする。

今回、中島らもさんやG2さんの作品を観たことのない若い方も多いとは思うので、こういう芝居もあるんだよ。こういう世界観もあるんだよ。ということを、感じていただいて、何か一つでも感じたことを誰かと共有できたら、僕たち役者としてはとても光栄だと思うので、全てを楽しみにしていてください。

 
中島らも幻の戯曲上演!演出のG2、出演の松尾貴史、池田純矢、鈴木勝吾、井澤勇貴にインタビュー! 


 
若手の俳優3人の魅力と、中島らもさんの世界を知り尽しているベテラン松尾貴史さん。
この新旧入り交じったエネルギーによって、本作がどのように劇場に現れるのか?

G2の織り成す摩訶不思議な“らも”ワールド。
是非、劇場で体感していただきたい。

本作は11月7日(土)~14日(土)まで、Zeppブルーシアター六本木で上演。

 
詳細は公式サイトで。
舞台「ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について~」公式サイト
チケットぴあで購入

 

(撮影・構成・文:長谷川美津子/エントレ)

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公演情報
舞台「ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について~」

【作】中島らも【演出】G2
【出演】池田純矢 鈴木勝吾 井澤勇貴 入来茉里/小須田康人/松尾貴史 ほか

2015年11月7日(土)~14日(土)/Zeppブルーシアター六本木で上演

舞台「ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について~」公式サイト

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