2014.10.6  19

青年座「地の乳房」・宮田慶子インタビュー/今、この舞台を30年ぶりに再演する意味とは


2014年10月24日(金)から上演される
青年座の舞台「地の乳房」。

舞台は今も世界に例のない数の原発をかかえる若狭の一寒村。
この作品を書いた作家の水上勉の母である「愛」が
田畑を守り、5人の子供を育てながら懸命に生き抜く、
いわば舞台版の大河ドラマだ。

この物語のラストシーンは昭和45年。
この村に誘致した原発がまさに稼働しようとしている中、
原発の是非について
まさに現代を予言したかのような議論が繰り広げられるのだとか。

今、30年ぶりにこの作品を再演する意味について
演出家の宮田慶子氏にその真意を聞いた。

(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)


映像撮影&編集:エントレ
YouTubeページ:青年座「地の乳房」・宮田慶子インタビュー/今、この舞台を30年ぶりに再演する意味
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公演期間・2014年10月24日(金)~11月3日(月・祝)
劇場・新宿・紀伊国屋ホール
料金・5,500円/学生・3,500円

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関連情報
青年座「地の乳房」公式サイト
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青年座公演「台所の女たちへ」/老舗劇団の新たな挑戦企画

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story

大正7年夏、富山で起こった米騒動は小浜や京都にも飛び火した。
愛は、若狭の寒村で、この米騒動をみて死んだ祖母を見送った。
愛の父、宇助は地場産業を興そうと、田圃を手離し、あげく失意のうちに死んだ。
宇助の面倒を看、妾に産ませた子まで引き取って育てる母しん。
翌年愛はさんまい谷に住む棺桶作りの柿本角治のもとに嫁いだ。
角治の母いしは、25歳で盲目になったが、死ぬまで「ふれごと」をして村を歩いた。
いしの日常はいつも明るい生活の知恵があふれていた。

その中で、愛は5人の子供を産み、乳までつかる汁田(しるた)にしがみついて生きていった。
戦争も終わって平和な時代がやって来た。家族はみな無事に生き残った。
さらに時は過ぎ昭和45年。
母しん、義母いし、夫角治も死んだ今、年老いた愛は、
ひとり残されて原子力発電所が次々に誕生する若狭の変貌の中に生きている。
しかし、時代の波は、5人の息子たちをも飲み込んで激しいうず潮の中に巻き込んでいく――。

私達は、2011年3月11日の未曾有の東日本大震災、そして原子力発電所崩壊に遭遇し今を生きる。
「過疎辺境と文明爛熟消費都市。どっちも人の子が生きる混沌世界である。
極楽とするも地獄とするも、みな人の子の自由だ。」と語った水上勉。
没後10年、作者の故郷を舞台に母親がモデルとされる愛の半生を紐解きながら
「貧困からの脱却」と「大地への愛着」に揺れる人間たちのドラマを創り出す。

stage_info

青年座「地の乳房」

青年座 舞台「地の乳房」
【作】水上勉
【演出】宮田慶子
【出演】野々村のん 山野史人 平尾仁 高松潤 増子倭文江 前田聖太 嶋崎伸夫 桜木信介 横堀悦夫 小豆畑雅一 五十嵐明 堀部隆一 津田真澄 加茂美穂子 土屋美穂子 泉晶子 大須賀裕子 黒崎照 田上唯 加門良 和田裕太 大家仁志 佐野美幸 田中耕二 佐藤宏次朗(劇団ひまわり) 泉光(劇団ひまわり) 大河原爽介(劇団ひまわり)

公演期間・2014年10月24日(金)~11月3日(月・祝)
劇場・新宿・紀伊国屋ホール
料金・5,500円/学生・3,500円

青年座「地の乳房」公式サイト
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