「藪の中はKARA」(unit-IF第6回公演「METRONOME」)無料公開!
東京や横浜で活動を続けている劇団 unit-IFの
「藪の中はKARA」が無料でYouTubeに公開されています!
映像提供:unit-IF
YouTubeページ:「藪の中はKARA」(unit-IF第6回公演「METRONOME」)
俳優が舞台の上にずーっといるという
独自の演劇スタイルで舞台が繰り広げられているのが面白いです。
全く出ハケが無いというのが
役者さんにとっては大変だと思うのですが、
観客からしてみれば、
しゃべっている役者さん以外も観る事ができるので、
実は楽しみ方が広がる演出方法ですね。
作品は芥川龍之介「藪の中」をベースに演劇化したオリジナル。
現代的なアレンジが面白い作品でした。

藪の中に死体があった。
しかし、戻ってきたら、
その死体がなくなっていた!
ということを発端に、
その死体を取り巻く6人の人間のやり取りを、そして彼らの告白を描く物語。
藪の中には何もない
死体はどこへ行ったのか
死体はどんなだったのか
その死体は誰なのか
その死体を殺したのは誰なのか
そもそも、死体は本当にあったのか・・・
2005年旗揚げ。
科学や恋愛をモチーフにし、 世界や社会の不条理さや、
「どう生きるか?」と自分の幸せを追い求めもがく人間の様を、
ファンタジーや笑いを通して描いてます。

「de zeppar」 デ=ズッパ
unit-IFが追求している演劇スタイル。
1.舞台セットはなく、はけ口もない。
2.全ての役者が常に舞台上に存在。
3.シーンに登場してない役の役者は、そのシーンの物や背景になったりする。

脚本・演出:小山一羊
出演:小田桐翠、徳弘明子、林ちぐさ、玉根伶子、北村航也、諏訪康之
公演時期:2011年12月3日、4日
公演場所:APOCシアター
映像時間:33分
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